ベランダからの子供の転落に注意!
過ごしやすい季節となり、部屋の空気の入れ替えや、洗濯物を干すなどベランダの出入口や窓の開閉が多くなりますが、気づかないうちに子どもがベランダに出てしまったことはないでしょうか?行動範囲が広がり始める小さい子どもを中心に、ベランダからの子どもの転落事故が繰り返し起こっています。
子どもたちを事故から守るため、ご家庭のベランダを確認し、「事故を防ぐポイント」を参考に、対策を講じましょう。
事故事例
- 洗濯物を取り込もうとベランダを見た時、息子が窓を開けて室外機に手を掛けているのを見てヒヤリとした。(2歳)
- 目を離したすきに子どもがベランダに出て、手すりと壁の隙間に頭を出して下を見ていた。(3歳)
事故を防ぐポイント
ベランダ周辺環境の見直し
- ベランダの柵の近くにプランター、椅子、テーブル等、足がかりになるものを置かない。
- ベランダにエアコン室外機を設置する場合は、柵から60cm以上離すか、上から吊るすなど、設置場所に注意する。
- ベランダの出入口に、子供の手の届かない位置に補助錠を設置し、しっかりと施錠する。
保護者の見守りや子供への教育
- ベランダのある部屋に、短時間でも子どもを一人にしない。
- 子供だけを家に残して外出しない。
- 子供にベランダからの転落の危険性について日頃から教える。
- 子供だけでベランダに出さない。子供をベランダで遊ばせない。
注意喚起動画公開中‼
子供がベランダの手すりの高さまで素早くよじのぼる実験映像や、転落事故を防ぐポイントを短い動画で紹介しています。ぜひご覧ください‼