グリーン水素製造・利用に取り組む事業者募集
令和5年度新規事業グリーン水素製造・利用の実機実装等支援事業
グリーン水素の製造・利用に取り組む事業者を募集します
導入経費は都が支援
東京都では、エネルギーの安定供給の確保や脱炭素化に向け、都内における水素エネルギーの需要拡大・早期社会実装化に取り組んでいます。
今年度開始した「グリーン水素製造・利用の実機実装等支援事業」では、グリーン水素の活用を実装化していくため、水素の製造から利用までの一連の機器を設置するモデルプランを募集し、そのプランを導入する事業者へ助成を行うこととしています。
この度、応募いただいたモデルプランについて公表するとともに、導入する事業者からの助成金の申請受付を開始しますので、お知らせいたします。
モデルプランの公表
モデルプランとして、グリーン水素製造から利用までの一連の機器構成を4社から9つのプランを御提案いただき、ホームページ(外部サイトへリンク)に公表しました。
主な機器構成
事業者による助成金の申請
モデルプランを基に、グリーン水素製造から利用までの一連の機器構成を、都内事業所に導入する事業者に対し、導入経費を助成します。
(1)助成事業者
都内事業所にモデルプランを導入し、グリーン水素を製造し利用する事業者
(2)助成対象設備
グリーン水素の製造から利用までの一連の機器の設計費、設備費、工事費、諸経費
(3)助成要件
- 令和8年12月28日(月曜日)までに設置し、実績報告が可能であること。
- グリーン水素を製造する再生可能エネルギー電力については、自ら当該電力のための設備を設置する又は再生可能エネルギー電力メニューからの電力供給を受けるものであること。
- グリーン水素に関して、当該助成で設置した設備の施設見学や情報発信等を行うこと。
- 水素製造量などを5年間報告すること。 等
(4)助成率
10分の10
(5)助成上限額
- ワンパッケージ【注1】 2億5,300万円
- ワンパッケージ以外 1億7,700万円
- 再生可能エネルギー電力設備【注2】 5,400万円(6キロワットあたり1,800千円)
【注1】水素の製造から利用までの機器が原則コンテナ内で一体となったもの
【注2】東京電力管内の設置であれば助成対象と認める。
(6)令和5年度申請受付期間(令和7年度までの間、毎年度受け付けます。)
令和5年8月22日(火曜日)から令和6年3月29日(金曜日)まで
モデルプランの募集・公表
引き続き、モデルプランを募集していますので、ぜひ御応募ください。
(1)公募対象事業者
水素製造機器メーカー等
※複数の事業者による共同申請も受け付けます。
(2)提出内容
- ア グリーン水素製造から利用までの機器構成
- イ 導入及び運用に係る経費の情報 等
(3)公募期限
令和7年12月26日(金曜日)まで随時受付
(4)公募内容の公表等
申請以降、準備ができ次第、公益財団法人東京都環境公社のホームページで公表を随時行います。
公募や助成金に関する情報
詳細は、ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。
申請・相談窓口
公益財団法人東京都環境公社
東京都地球温暖化防止活動推進センター(愛称:クール・ネット東京)
〒163-0810 東京都新宿区西新宿2-4-1 新宿NSビル9階
電話 03-5990-5068(9時00分から17時00分まで(土曜日・日曜日・祝日・祭日は除く。))
※ホームページの問合せフォームからの相談も受け付けます。
本件は、「『未来の東京』戦略」に係る事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略 「水素社会実現プロジェクト」