第1回 感染症の情報、どうやって入手していますか?~都民1万人アンケート結果(2026年版)から
こんにちは。東京iCDCリスクコミュニケーションチームです。
東京iCDCでは、都民のみなさまが感染症についてどのような意識を持ち、どのように情報を入手し行動しているのか、その実態を把握するため、アンケート調査を実施しています。
今回の調査は2026年2月に実施し、東京都在住の20代から70代までの10,114人の方からご回答をいただきました。調査では、新型コロナに関する意識に加え、感染症全般への認識や情報行動、薬剤耐性、将来のパンデミックへの備えなどについてお伺いしています。
回答者の性別や年代などの基本属性は、以下のとおりです。
これから、全3回にわたりnoteで調査結果をご紹介します。
第1回は、「感染症に関する情報収集や情報との向き合い方」について見てみましょう。
まず、感染症の情報収集について困ったことがあるかを尋ねました。その結果、「正しい情報が分からない」が33.7%で最も高くなりました。また、[
信頼できる情報源が分からない」が23.4%、「情報が多く必要な情報を探しにくい」が19.8%と続いています。多くの人が様々な媒体を通じて情報に触れられる一方で、情報が多すぎることや、情報の真偽を判断することに悩みを感じている様子がうかがえます。一方、「特に困ったことはない」と回答した人も43.7%となっており、感染症に関する情報収集の状況は、人によって様々であることがみられました。
次に、どのような情報源を利用しているのかを尋ねました。日頃の情報収集では、感染症に関する情報収集のいずれにおいても「テレビ(ニュース)」が最も利用されていました。また、感染症に関する情報収集では、「行政や専門機関・専門家のインターネットサイトやSNS」や「医療機関(相談・通院など)」が上位となっていました。
第2回では、新型コロナ以外の感染症への関心や認知、そして薬剤耐性(AMR)についてご紹介します。