より柔軟に、どこへでも運べる低温保管を【TOKYO UPDATES】

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低温保管の分散化

 コールドストレージ・ジャパン株式会社を創業し、代表を務める後藤大悟氏は、まさに輸送と保管の世界に生まれ育った人物だ。西日本を代表する港湾都市・神戸の出身で、1878年から続く家業の国際物流会社に20年間勤めた。現在はさらに活動の幅を広げ、低温保管のあり方を大きく変えようとしている。

 「今のコールドチェーンは、基本的に巨大な倉庫と各家庭の冷蔵庫だけで成り立っていて、その中間に当たるものがほとんどありません。そこを変えたいんです」と後藤氏は話す。「分散型物流」という構想を思い付いたのは、2016年頃だった。当時の勤務先が関心を示さなかったため、自ら形にしようと決意し、2018年に会社を立ち上げた。……
 

取材・文/キアラ・テルスオロ
写真/藤島亮
翻訳/馬場 浩昭

 


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