セレンディクスの代表的な建築物「serendix10」。床面積は10平方メートルで、出力した部材を用いれば、24時間以内に施工可能 Photo: courtesy of セレンディクス
住宅を再び手の届くものに
この課題の解決を目指す企業の一つが、兵庫県を拠点とするスタートアップ、セレンディクス株式会社である。同社は低コスト住宅の建設により、30年に及ぶ住宅ローンをなくすことを使命に掲げ、新車と同程度の価格で住宅を提供することを目指している。その「手の届く住宅」を可能にする鍵は、プレハブ構造体を3Dプリンティングで造形し、現地での組み立てや仕上げ作業を除き、人の手をほぼ介さない住宅造りを実現する点にある。
COOの佐藤蒼士氏は東京を訪れ、4月下旬に東京ビッグサイトで3日間にわたり開催されたSusHi Tech Tokyo 2026に参加し、同社の社会的ミッションの遂行を支える技術を紹介した。このイベントは、東京都などが主催するアジア最大の……
取材・文/LCY
写真/穐吉洋子
翻訳/田崎桃子
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