水泳場からアイスリンクへ「東京辰巳アイスアリーナ」オープン
9月6日(土曜日)、都立初のアイスリンク「東京辰巳アイスアリーナ」が開業し、オープニングイベントが開催されました。
こちらは、約30年間「水泳の聖地」として親しまれていた「東京辰巳国際水泳場」を改修し、アイスリンクとして生まれ変わった施設です。フィギュアスケート、アイスホッケー、ショートトラック、カーリング、パラアイスホッケー、車いすカーリングの6つの競技が通年利用可能になります。
リンクは2つあり、メインリンクは国際規格に対応した60メートル×30メートルの大きさ。観客席は最大約5000席の設置が可能で、今後はさまざまな大会やイベントなども開催される予定です。
サブリンクは47メートル×17メートルで、カーリングシートを常設した施設としては都内初。専用のストーンも常設しています。
開業記念イベント当日のオープニングでは、村元哉中さんと高橋大輔さんによるアイスダンスのパフォーマンスが行われ、会場は大いに盛り上がりました。
オープニングセレモニーとテープカットには小池知事も出席。また、フィギュアスケートのエキシビションやオリンピアンの荒川静香さんらによるトークショーなども開催されました。
午後は、初心者向けのスケート体験のほか、カーリングやアイスホッケーなどの体験会も開催され、アスリートたちが手ほどきをしました。外気温が30度を超えるなか、参加者はダウンジャケットに身を包み、氷の上を楽しそうに滑っていました。
このアイスリンクは、みなさんが気軽にアイススポーツに親しめる施設として、貸し切り利用がない場合は9時から21時まで一般利用が可能です。一般利用料金は1200円、高校生1000円、小中学生800円、未就学児は400円。スケート靴レンタル料は400円。
まだ暑さが感じられる日もあるこの季節、新しいアイスリンクでクールなスポーツを楽しんでみるのはいかがでしょうか。
辰巳アイスアリーナ開業当日の様子は東京動画でも紹介しています。