多摩動物公園情報 マレーバクがインドネシアから来園しました

多摩動物公園（園長　渡部浩文）では、飼育園館同士で相互協力しながら、希少動物であるマレーバクの繁殖を進めています。このたびマレーバクのメスがBatu Secret Zoo（インドネシア）から来園しましたのでお知らせします。

1．来園したマレーバク

名前

シラ（Sila）

性別

メス

年齢

6歳

生年月日

2018年6月1日　Batu Secret Zoo生まれ

2．来園日

2025年4月23日（水曜日）

3．公開について

しばらくのあいだ非公開で検疫を行います。公開日は決まりしだい、多摩動物公園ホームページ（外部サイトへリンク）でお知らせします。

4．当園での飼育状況（2025年4月24日現在）

6頭（オス2、メス4）　※来園した1頭を含みます。

5．国内の飼育状況（2023年12月31日現在）

13園館　32頭（オス17、メス15）　※来園した1頭を含みません。
資料：バク科血統登録台帳【（公社）日本動物園水族館協会】

参考

マレーバク（奇蹄目　バク科）（ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト：EN（絶滅危惧1B類）、東京都ズーストック種）

学名

Tapirus indicus

英名

Malayan tapir

分布

東南アジア（ミャンマー南部、タイ南西部、マレー半島、スマトラ島）

生態等

水辺のある森林や草地の湿地帯に単独で生息します。水辺を歩き回り、木の葉や草などを食べます。おもに夜に活動し、トラなどの天敵に見つからないようひっそりとくらしています。生まれた子どもには白い点々模様があり、生後半年までにはおとなと同じ模様になります。

※「（ワシントン条約附属書1表、IUCNレッドリスト：EN（絶滅危惧1B類）、東京都ズーストック種）」の数字の正しい表記はローマ数字です。