【多摩動物公園】シロオリックスの「モンブラン」が死亡しました
シロオリックスの「モンブラン」(メス)が2025年5月17日に死亡しました。国内最高齢の22歳でした。
モンブランは2003年5月13日に当園で生まれました。2007年から2013年の間に4頭の子(オス2、メス2)を出産しています。
2017年6月からは、サバンナエリア工事のため、他の5頭のメスのシロオリックスとともにシフゾウ舎の一角に引っ越して、非展示施設で飼育していました。
その後、高齢になるにつれて徐々に全身の衰えがみられ、視力もかなり弱くなっていました。反応が悪い時は飼育係がおしりを押して誘導したり、えさの種類を増やしたりして栄養分を強化し飼育管理をしてきました。しかし、ここのところ咳き込む様子が時々見られ、5月17日の朝に部屋で死亡しているのを発見しました。死因は肺炎でした。
シロオリックス「モンブラン」
(2024年8月26日撮影)