多摩動物公園 ゴールデンターキンのホイ死亡

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多摩動物公園情報 ゴールデンターキンの「ホイ」が死亡しました

多摩動物公園(園長 渡部浩文)で飼育していたゴールデンターキンの「ホイ」(メス)が死亡しましたのでお知らせします。

1.死亡したゴールデンターキン

名前

ホイ

性別

メス

年齢

15歳

生年月日

2010年2月10日 陝西省稀少野生動物緊急救助飼養研究センター生まれ

死亡日

2025年2月20日

死因

調査中 ※死因については判明次第、多摩動物公園公式ホームページ(外部サイトへリンク)でお知らせします。

QRコードの画像
多摩動物公園公式ホームページ

写真
ゴールデンターキン「ホイ」(撮影日:2019年)

2.経緯

2月19日、健康管理の一環として、麻酔下で削蹄を実施しました。覚醒後は、若干うつろな状態であったものの、排便などは正常でした。
しかし、翌朝になってもうつろな状態が続いていたため、体を温めるなどして経過を観察していましたが、午後から容態が急変し、16時頃に死亡が確認されました。

3.当園での飼育状況(2025年2月21日現在)

7頭(オス4、メス3) ※今回死亡した「ホイ」は含みません。

4.日本国内の飼育状況(2025年2月21日現在)

3園館 20頭(オス11、メス9)※今回死亡した「ホイ」は含みません。
※当園調べ

参考

ゴールデンターキン

(ワシントン条約附属書2表、IUCNレッドリスト:VU(絶滅危惧2類)、東京都ズーストック種)

学名

Budorcas taxicolor bedfordi

英名

Golden takin

分類

ターキンはアッサムターキン、ブータンターキン、スーチョワンターキン、ゴールデンターキンの4亜種に分けられ、当園ではゴールデンターキンを飼育しています。成獣のオスが金色の体毛を持つため、ゴールデンの名を持つと言われています。

分布

中国陝西省秦嶺山脈・甘粛省東南部

生態等

オスの体重が250キログラムを超えることもある大型のカモシカで、雌雄ともにユニークな形をした角を有しています。標高2,400~4,200メートルの岩がある竹林やシャクナゲなどの茂みに生息していますが、開発により数が減り、中国ではジャイアントパンダやトキなどとともに、国の第一級保護動物に指定されています。

※「ワシントン条約附属書2表」,「絶滅危惧2類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

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