東京港中央防波堤外側コンテナふ頭のヒアリ
東京港中央防波堤外側コンテナふ頭において確認された「ヒアリ」について
令和6年7月26日(金曜日)に東京港中央防波堤外側コンテナふ頭で確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物であるヒアリ(Solenopsis invicta)であることが確認されましたので、お知らせします。本件は、環境省が毎年実施している定期的な全国港湾調査において確認されたものです。
平成29年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は令和6年7月30日(火曜日)現在で18都道府県、計122事例です。
1 経緯
- 7月26日(金曜日)
環境省が実施する全国港湾調査の東京港中央防波堤外側コンテナふ頭での調査において、調査事業者がコンテナヤード上で、ヒアリと疑わしいアリ約300個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。また、近隣の2地点でもヒアリと疑わしいアリそれぞれ約300個体、約20個体が舗装の継ぎ目から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。環境省が専門家に同定を依頼。 - 7月29日(月曜日)
環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてヒアリであることを確認。
2 今回確認されたアリについて
確認されたアリは、ヒアリの働きアリ約620個体です。
3 都の対応状況
- (1)引き続き、環境省と協力して、発見場所において目視やトラップによる調査及び防除を実施します。
- (2)国、地元区及び港湾事業者で構成する「東京港におけるヒアリ等対策連絡会」を通じて迅速に情報共有を図ります。
- (3)普及啓発・注意喚起等
- 東京港内の港湾施設利用者及び地元区への周知
- 発見場所から半径2キロメートル圏内の海上公園に注意喚起の看板を設置
- 都ホームページにヒアリ等による被害の予防方法等の情報を掲載
- 港湾局・環境局SNSでの注意喚起
4 都民の皆様へのお知らせ
- 中央防波堤外側コンテナふ頭内で確認されたヒアリは、これまでに都内の住宅地等においては発見されておらず、ふ頭内で発見されたヒアリについては、現在駆除を行っております。
- ヒアリは攻撃性が強く、刺された場合、激しい痛みを伴い、水泡状に腫れるなど人体にとって危険な生物です。もし、発見した場合には素手で捕まえたり、触らないように注意し、お住まいの区市町村や東京都環境局(下記参照)までご連絡ください。
- ヒアリに関する詳しい情報については、以下のホームページに記載していますのでご参照ください。
- 環境省ヒアリ相談ダイヤルを毎日開設しています
12月29日~1月3日は除く午前9時00分~午後5時00分
電話 0570-046-110(IP電話 06-7634-7300)