「分電盤(ブレーカー)の無料点検をします」に注意!~70歳以上の高齢者の相談が7割を超えています~
消費者注意情報
相談事例
1週間前、一人暮らしの母親宅に「分電盤の無料点検をする」と言って事業者が突然来たようだ。「分電盤が古いのでこのままだと火災になる可能性がある。早く交換したほうがよい」と言われて、その場で16万円の分電盤交換工事を契約したらしい。昨日母親宅に行き、契約書を見て知った。本当に必要な工事かもわからないので、クーリング・オフをしたい。(相談者 60歳代 女性、契約当事者 80歳代 女性)
ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス
★ 分電盤の無料点検に関する相談が急増中!特に70歳以上の高齢者に集中しています
都内の消費生活センターには「分電盤の無料点検に応じたところ、不安をあおられて、交換工事の契約をしてしまった」「点検の約束をしてしまったが、断りたい」等の相談が多く寄せられています。
無料点検をきっかけに、ガス給湯器、屋根などの工事を契約させる手口(点検商法)は、以前からありましたが、昨年度から分電盤の点検に関する相談が急増し、令和7年4月から6月の3か月では、前年同時期の6倍以上に増えました。このうち、契約当事者が70歳以上の相談が、全体の7割を超えており、在宅時間の長い高齢者が狙われているといえます。
★ その場で契約せず、信頼できる人に相談を!
分電盤を含む家庭用電気設備は、電力会社に4年に1回の点検(法定点検)が義務付けられています。法定点検の場合は、事前に書面で点検日を案内しており、電話で連絡することはなく、点検後に契約を勧めることはありません。電気設備の点検について連絡や訪問があった場合は、調査の目的を確認し、調査員証の提示を求めるようにしましょう。
万が一、訪問した事業者から契約を迫られても、その場ですぐに契約せずに、一旦保留にし、家族や信頼できる人に相談し、慎重に判断しましょう。
★ 訪問販売による契約の場合、8日以内ならばクーリング・オフができます
★ トラブルが生じた場合は、すぐに最寄りの消費生活センターへ相談しましょう
東京都消費生活総合センター ✆ 03-3235-1155 |
~9月は関東甲信越ブロック高齢者悪質商法被害防止共同キャンペーン月間です~ |
<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/tsuho/
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。