海や川などでライフジャケットを着用していますか?
これからの季節、海や川などへ行かれる方もいらっしゃると思います。
水辺ではライフジャケットを着用していますか?
水遊びなどの経験がある都民を対象にアンケートを行ったところ、ライフジャケットを着ていたことで、「沖合に流された時、救助されるまで浮いていられた」、「子供が落水し足が届かずパニックになったが、浮いたためパニックが落ち着き助けられた」などの体験が寄せられました。(※1)
もしものときにそなえて、ライフジャケットの着用を考えてみませんか。
〔おぼれる事故は「子供」だけでなく「大人」でも起こっています。「大人」も着用を考えることが大切です。〕
ライフジャケットの効果(※2)
着ていると
→ 頭が水面上に出ます
着ていないと
→ 頭の大部分が水中に沈みます
ライフジャケットを着用していると、口と鼻がしっかりと水上に出るため、安定した呼吸ができます!
着るときのポイント(※2)
サイズ調整用のベルトを緩めて着用すると
→ 十分に浮かばないことや脱げることがあります
体にフィットするようにベルトを締め付けることが重要です!
締め付け具合のチェック方法
上方向に引っ張り、ずり上がらないか確認します。
ずり上がる場合は、ベルトをさらに締めます。
出典 / 河川財団「水辺の安全ハンドブック」 Illustration / 山下 航
選ぶときのポイント
子供用や大人用などがあり、サイズ展開もあります。
商品によって形状やベルトの調整幅などが違います。
⇒ 試着して、体にフィットするものを選びましょう!
〔対象〕子供用、大人用 など
〔サイズ〕S、M、L、フリーサイズ など
カヌー用や激流向けなど、用途や環境を考えて作られた商品もあります。
⇒ 使用する用途や環境に合ったものを選びましょう!
〔用途〕カヌー、フィッシング など
〔環境〕おだやかな水面、激流 など
保管するときのポイント
重いものをのせてしまうと
→ 浮く素材(浮力体)がつぶれてしまい、浮く性能(浮力)が低下します
保管するときは、重いものを載せないように注意しましょう!
〔参考〕安全性を示すマーク
安全基準への適合等を示すマークがついた商品もあります。主なマークは次のとおりです。
- マークのほか、タイプや区分などが表示されています。タイプや区分などにより浮力等の基準が異なるため、使用する環境などに合ったものを選ぶようにしましょう。
【例】 桜マーク:TYPE A・TYPE Gなど 、CSマーク
:L1・L2・L3など 、RAC認定マーク
:R1・R2・R3など
- 小型船舶では、桜マークがついたライフジャケットを着用する必要があります。
【参考】
※1 令和6年度 東京都商品等安全対策協議会「水辺のレジャーにおけるライフジャケットの着用と安全な使用」アンケート調査結果
※2 令和6年度 東京都商品等安全対策協議会「水辺のレジャーにおけるライフジャケットの着用と安全な使用」実証実験結果
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