水辺でのレジャー、楽しく安全に!
夏は、海や川などに行く機会が増える季節です。水遊び、バーベキュー、釣りなど、普段とは異なる水辺でのレジャーは楽しい思い出になるのではないでしょうか。
一方で、夏は毎年多くの水難事故が起きており、令和5年は7月~8月に年間の約3分の1である453件が発生しています。(※1)水辺の事故は、命に関わる可能性も高いことから、ライフジャケットを着用するなど、十分に注意して遊びましょう。
事故事例 (※2)
- 保護者は、女児が浮き輪を持って海へ入る姿を確認していたが、目を離した数分後、浮き輪の傍らでうつ伏せ状態の女児を発見し救助した。女児は搬送後、経過観察のため1日入院した。なお、ライフジャケット非着用であった。
- 4人家族のうち、子供2人が川遊びをしていて、1人が流された。助けようとした親は流され死亡した。子供はライフジャケットを着用しており、近くにいた人に助けられた。親はライフジャケット非着用だった。
事故を防ぐポイント(※1~3)
- 小さい子供から目を離さず、必ず大人が付き添うようにしましょう。
- 立入禁止区域や危険な場所には絶対に近づかないようにしましょう。
- 事前に気象情報を把握し、天候により海や川に入らないなど的確に状況を判断しましょう。
- 水辺でのレジャー時は、ライフジャケットを積極的に着用しましょう。
- 性能鑑定済マークや認定マークがついているなど、品質が確保されたライフジャケットを選びましょう。
- 体に合ったライフジャケットを選び、着用時はベルトをしっかり締めましょう。
【参考】
※1「令和5年夏期における水難の概況」、「令和5年における水難の概況等」警察庁
※2「子どもの水の事故を防ごう!-7月25日は「世界溺水防止デー」、予防策を再確認して行動を!-」消費者庁
※3「子供の水辺の遊びではライフジャケットを着用させましょう~子供用ライフジャケットの安全な使用に関する調査を実施しました~」東京くらしWEB
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