子供の歯みがき中のケガに注意!
小さなお子さんが歯みがき中に転んだり、物や人にぶつかったりして、
歯ブラシで口の中を切る、喉を突くなどの事故が起きています。
東京消防庁管内では平成30年から令和4年までの5年間に、5歳以下の乳幼児が歯みがき中に歯ブラシで受傷した事故により、182人が救急搬送されています。※1
事故事例 ※2
- 子供が歯ブラシを口にくわえたまま走り壁にぶつかり喉に刺さった。(1歳)
- 洗面台で台から落ちて歯ブラシが口にあたって血が出た。(2歳)
- 自宅のリビングで歯ブラシをくわえたまま走り回り、転んで口の中が切れてしまった。(3歳)
事故を防ぐポイント
喉突き防止の対策を施した歯ブラシを使いましょう!
事故の危険性の高い3歳前半までは、喉に突き刺さりにくい歯ブラシや
喉の奥に入りにくい歯ブラシを使う。
歯みがきを行う場所や生活環境を見直しましょう!
- 保護者の見守りの中で、床に座って歯みがきをさせる。
ソファーなど不安定な場所や、動きながらの歯みがきはしない。
立っているより座っている状態の方が、転倒時のケガのリスクを低減できます。 - 歯ブラシを口にくわえたまま、又は持たせたまま、子供を歩かせたり、踏み台に乗らせない。
- 保護者が仕上げみがきに使う歯ブラシは、子供に持たせたり、子供の手の届くところに置かない。
注意喚起リーフレット
喉突き事故の事例、歯みがき中の注意事項などについて、イラストを用いて、わかりやすくまとめています。
リーフレットはこちらからダウンロードできます。
注意喚起リーフレット「乳幼児の歯磨き中の喉突き事故に注意!」
【参考】
印刷用はこちら(PDF:1,020KB)