事前に点検していますか?季節家電
冬が近づき、暖房器具や加湿器などを使い始める季節になりました。これからの季節家電の事前点検を行い、事故を防止しましょう。
事故事例
電気ストーブ
・電源を入れたまま就寝し、寝具が接触し発火する事故が発生
ファンヒーター
・セラミックファンヒーターの電源基盤不良のため、焼損・発煙する事故が発生
・電源プラグ付近から発火し、床が焼けた(電源プラグ側の電源コードに力がかかり、断線したことによるものと推定される。)。
事故を防ぐポイント
使用開始前の事前点検
暖房製品の燃焼部分や電源コード、接続部分(ガス管など)に異常が無いか確認し、ほこりなど汚れは掃除しましょう。また、加湿器は水タンクのお手入れもしましょう。
使用中も定期的に設置状況や汚れを点検清掃しましょう。
電源コードが極端に折れ曲がっていないか、電源プラグにほこりがたまっていないかなどを定期的に確認しましょう。
電気ストーブの設置場所は燃えやすいもの(寝具やカーテンなど)から離し、就寝前に必ず電源を切りましょう。
暖房器具としても使用するエアコンのフィルターは、定期的に清掃をしましょう。
以下のような、「いつもと違う」「なんか変だな」と思う状態が使用中に見られた場合は、使用を中止し、メーカーや販売店などに相談しましょう。
- 急に止まったりするなど、動きがいつもと違う。
- 使用中に異常な音や振動がする。
- 変な臭いがしたり、煙が出たりする。
- 電源プラグが異常に熱い。
長期使用製品安全表示制度
平成21年4月以降に製造・輸入された指定品目【扇風機・エアコン・換気扇・電気洗濯機(乾燥装置を有するものを除く)・ブラウン管テレビの5品目】の製品には、下記のような「製造年」「設計上の標準使用期間」「経年劣化についての注意事項」が表示されています。ご家庭で使用中の製品に表示がされているか確認しましょう。