マッチングアプリを悪用した勧誘が増えています
稼げる投資を学べるというビジネススクールに勧誘され、借金をさせられた
~マッチングアプリを悪用した若者の被害が増えています~
消費者注意情報
相談事例
マッチングアプリで仲良くなった人と食事をした時、「一緒にお金のノウハウを学んで稼ごう」と言われ、投資の先生を紹介された。
「しっかり稼ぎたいなら、ビジネススクールで勉強したほうが良い。
さらに他の人にスクールを紹介すれば紹介料として数万円支払う」と説明を受け、入会を勧められた。
スクール代金は前払で約100万円だと言われたが、「お金がない」と断ると、消費者金融から借金するように言われ、借金方法を指南された。
借金し、現金で支払ってしまったが解約したい。(20 歳代)
ココに注意!...東京都消費生活総合センターからのアドバイス
借金をしてまで、契約するべきビジネススクールか、よく考えましょう。
- 今の収入に不安がある、もう少し稼ぎたいという20歳代の若者を中心に、投資を教えるという「ビジネススクール」の契約トラブルが増えています。
- お金がないというと、「みんな借りている」、「すぐに取り戻せる」等と言って、消費者金融からの借金を勧められます。
実際には稼げるわけではなく借金だけが残ります。
消費者金融の年利は15~20%なので100万円の借入で、年間約15万円以上の利子分を返済するリスクを負います。 - また、紹介料が欲しくて安易に友人を誘うと、友人関係が壊れてしまうかもしれません。
マッチングアプリを悪用した勧誘が増えています。ご注意ください。
- マッチングアプリで知り合った人から、「資産形成について勉強できる」「投資に詳しい人を紹介する」等と、ビジネススクールの入会を勧誘されたという相談が多く寄せられています。
- こうしたケースの多くは紹介料目当てです。契約したとたんに連絡が取れなくなるケースも多いので、十分に気を付けましょう。
怪しいと思ったら、すぐに最寄りの消費生活センターにご相談ください。
東京都消費生活総合センター ✆ 03-3235-1155(相談専用窓口)
お近くの消費生活センター 局番なし✆ 188(消費者ホットライン)
<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/tsuho/honnin-form.html
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。