飛び出し注意!ジャンプ式折りたたみ傘によるケガ
危害・危険情報

天候が変わりやすい秋の季節、突発的な雨などに備え、折りたたみ傘を持ち歩く機会も増えたのではないでしょうか。
荷物で手が塞がった時など、ボタンを押すだけで傘本体が開くとともに中棒が伸びるジャンプ式折りたたみ傘は、大変便利です。
一方で、ジャンプ式折りたたみ傘は内部に強力なバネが入っているため、使用方法を誤れば重篤な事故につながる危険性があり、都にも相談が寄せられています。
事故事例
- ワンタッチ傘を閉じた際閉じきれなくて、勢いよく開き傘の取っ手が目を直撃しけがをした。
- 自動開閉式日傘をたたみ、手に持っていた時に、押し込んだ柄が急に飛び出し手元が口に当たり歯が折れた。
※ 消費者庁・国民生活センター「事故情報データバンク」登録事例に基づき作成
事故を防ぐポイント
ジャンプ式の傘を開閉する際は、人に向けず、顔から離して操作しましょう!
- ジャンプ式折りたたみ傘は、手元のボタンを押すと、取っ手が強い勢いで飛び出します。開く時は人に向けず、顔から離して操作しましょう。
- たたむ時は中棒がきちんとロックされるまで押し込むなど、十分注意しましょう。
参考
《危害危険情報「ジャンプ式折りたたみがさでのけがに気をつけて!」》東京くらしWEB(平成30年6月)
【動画】《ジャンプ式折りたたみがさを安全に使おう!》YouTube東京都チャンネル(平成30年6月)

ジャンプ式折りたたみ傘の取っ手をアルミ缶に当てて、ぶつかる力を調べたところ、アルミ缶が一瞬で大きく変形しました‼詳しくは動画をご覧ください。
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