令和7年度第1回人権啓発指導者養成セミナー 「子どもから何があったか話してもらう―司法面接の方法を活かして」の開催について

都庁総合
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近年、いじめ防止対策推進法に基づいて、学校全体でのいじめの防止及び早期発見の取組が広がっていますが、令和5年度の文部科学省のまとめによると、いじめの認知件数は過去最高を更新しています。実際に何があったのかを子どもから正確に聞き出す手法として、「司法面接」【注1】の導入が日本国内においても福祉や医療等の分野で広がっていますが、一般的にはあまり浸透していません。子どもの教育現場に携わる人たちが、司法面接の考え方を知ることで、いじめ被害を受けた子どもの長期的な心身のケアと、将来的ないじめ被害をなくすための環境と連携の広がりが期待できます。これまで以上に、学校全体でいじめに対応できる体制づくりや、早期発見につなげることを目的に、本セミナーを開催いたします。

【注1】司法面接
虐待や事件、事故の被害を受けた子どもに精神的な負担をかけずに、できるだけ多くの正確な情報を話してもらうための手法。話しやすい関係を築き、子どもに自由に話してもらい、自由報告で得られない情報に関して質問をするといったプロセスが行われる。

1 名称

令和7年度第1回人権啓発指導者養成セミナー
「子どもから何があったか話してもらう―司法面接の方法を活かして」

2 日時

令和7年9月23日(火曜日・祝日)14時00分から16時30分まで(予定)

3 場所

東京都人権プラザ セミナールーム
(港区芝2-5-6 芝256スクエアビル1階)

4 講師

仲真紀子(理化学研究所理事長特別補佐)
1987年お茶の水女子大学学術博士を取得。東京都立大学人文科学研究科助教授、北海道大学大学院文学研究科教授を経て、2017年、同大名誉教授。2021年より立命館大学OIC総合研究機構教授。2022年より理化学研究所理事。2025年より現職。専門は法と心理学、認知心理学、発達心理学。

5 主催

東京都人権プラザ(指定管理者:(公財)東京都人権啓発センター)

6 参加方法

  • 要事前申込み。
  • 参加無料。
  • 会場参加定員:60名(応募多数の場合は抽選)
  • オンライン参加:申込者全員

7 申込先

東京都人権プラザ

電話でお申し込みの場合は、以下の内容をお知らせください。

  • 1)代表者名
  • 2)参加人数
  • 3)参加形式(会場・オンライン)
  • 4)受講案内【注2】送付先(住所、またはメールアドレス)
  • 5)電話番号
  • 6)託児の希望
  • 7)障害等による必要な配慮の有無(有の場合は内容)

【注2】お申込みを頂いた方には郵送またはEメールにて受講案内をお送りします。
9月22日(月曜日)までに受講案内がない場合は、お手数ですがお問合せください。

8 申込締切

会場参加

令和7年9月16日(火曜日)正午

オンライン参加

令和7年9月19日(金曜日)正午

9 情報保障等

手話通訳や点字通訳などの情報保障についてはお問合せください。

本件は、「2050 東京戦略」を推進する取組です。
戦略9 共生社会「人権尊重の理念の実現」

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▲2050 東京戦略

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