熱中症対策の基本は?東京都がすすめる熱中症予防と東京クールビズ
はじめに
「水分はとっているから大丈夫」
「家の中にいるから熱中症にはならない」
そう思っていませんか。
近年、気候変動による猛暑の影響を受け、熱中症のリスクが年々高まっています。東京では35度を超える猛暑日が増え、熱中症への注意がいっそう大切になっています。熱中症は屋外だけでなく、自宅やオフィスなどの室内でも起こります。
東京都では、熱中症から命を守るため、暑熱順化講習会や暑さ対策グッズコンテストなどの都民の行動変容を促す取組や、熱中症対策に関する情報発信を行っています。
また、熱中症対策は、東京都が推進する新たなライフスタイルの新常識、「東京クールビズ」の取組の一つです。
熱中症は室内でも起こります
熱中症は、高温多湿な環境で体温調節がうまくできなくなり、体内の水分や塩分のバランスが崩れることで起こります。めまい、立ちくらみ、頭痛、吐き気などの症状があり、重症化すると命に関わることもあります。
参考:環境省熱中症予防情報サイト 熱中症の予防方法と対処方法
特に注意したいのが「室内熱中症」です。エアコンを使っていない部屋や風通しの悪い場所では、室内でも熱中症のリスクが高まります。
東京消防庁の統計によると、熱中症による救急搬送(令和7年6月~9月)の発生場所は住宅等が最も多く、全体の36.0%を占めています。
熱中症対策で大切な5つのこと
❶こまめな水分補給
日常生活において、 こまめな水分補給を心がけましょう。
❷バランスの良い食事と十分な睡眠
夏は暑さで食欲が落ちやすいですが、 バランスの良い食事をとることで、 熱中症になりにくい体を作ることが大切です。 また、睡眠環境を整え、適切な水分補給を行うことも重要です。
❸適切な服装やグッズ(日傘、帽子、暑さチェッカーなど)
適切な服装を選ぶことで、涼しく快適に過ごすことができます。
❹クーリングシェルターを活用
外出時は、こまめに涼しい場所で休憩をしましょう。 お近くのクーリングシェルターや クールシェアスポットを調べて、活用してください。
❺迷わずエアコンを使いましょう
熱中症といえば日差しの強い屋外での 発症をイメージしがちですが、 室内でも熱中症になる恐れがあります。
参考:東京都熱中症対策ガイド
東京都の熱中症対策
東京都では、熱中症から命を守るため、熱中症対策ポータルサイトでの情報発信、熱中症警戒アラート等の周知、東京暑さマップの運用、クーリングシェルターの指定拡大・普及促進、暑熱順化講習会、熱中症対策講習会、暑さ対策グッズコンテストなど都民の行動変容を促す取組、エッセンシャルワーカー対策などを進めています。
情報発信から注意喚起、暑さを避ける環境づくり、都民の行動変容の促進、現場で働く方々への対策まで、熱中症対策を総合的かつ切れ目なく行っています。
「東京クールビズ」とは?
近年の猛暑の常態化や不透明なエネルギー情勢の中、無理のない形で省エネに取り組みながら、エアコンを迷わず使い命を守るなど、賢い省エネと快適な暮らしの両立が一層重要になっています。
こうした状況を踏まえ、「涼しさ」だけでなく、エネルギーを賢く使う(=クール)という視点から、賢い省エネと快適な暮らしを両立する「東京クールビズ」を、新しいライフスタイルの新常識として、年間を通じて推進しています。
東京クールビズの3つのクール
「東京クールビズ」は、次の3つのクールをキーワードに、時期や服装にとどまらない働き方や暮らし方の新常識を提案しています。
「働く環境」
早朝勤務やテレワークなどにより、「働く環境」をクールに
「暮らす環境」
暑さチェッカーや暑さマップの活用を習慣化して「暮らす環境」をクールに
「装う環境」
TPOに応じた快適に省エネできる服装で「装う環境」をクールに
よくある質問(FAQ)
Q.エアコンはつけたほうがいいの?
屋内でも熱中症は発生します。暑い日は我慢せず、命を守ることを優先してエアコンを使いましょう。サーキュレーターや扇風機を併用すると、室内の空気を効率よく循環させることができます。
Q.熱中症にならないためには今日からできる対策はなに?
熱中症は、誰にでも起こりうる身近なリスクです。こまめな水分補給、適切なエアコン利用、暑さを避ける行動、暑さ指数(WBGT)の確認を心掛けることで、予防につながります。
東京都では、熱中症対策ポータルサイトや東京クールビズを通じて、熱中症対策に役立つ情報を発信しています。猛暑や室内熱中症から身を守るため、できることから始めてみませんか。
【関連リンク】
※制度の内容・実績等は更新される場合があります。最新情報は東京都公式サイト等をご確認ください。


