まちの未来を創るため 町会・自治会を盛り上げたい
東京都つながり創生財団では地域活性化のために「まちの腕きき掲示板」「町会・自治会応援キャラバン」などの事業を区市町村等と連携して実施し、町会・自治会の活動を支援しています。2月8日、稲城市地域振興プラザで「稲城市つながり広場自治会と創る、まちの未来」が開催され、市内の自治会が取り組んだ事例の発表や参加者の活動PRなどが行われました。
発表したのは稲城市内の押立自治会と平尾自治会。両者とも自治会の魅力を知ってもらい、加入者を増やしたいとの希望がありました。
押立自治会は「外部人材の活用」でデザインが得意な方の力を借りた事例を紹介。
「まちの腕きき掲示板」【注】に申し込み、デザインの得意な方(ボランティア)の力を借りて、見やすくデザイン性の高い自治会紹介チラシや防災用のチラシなどを作成しました。
【注】ちょっとした困りごとを持つ町会や自治会と、経験や得意なことを活かして役に立ちたい「腕きき」さんをつなげる取組
平尾自治会は、自治会の活動を知らない人が多いこと、また行事がマンネリ化していることから、住民のニーズを把握したいと考えました。そこで「町会・自治会応援キャラバン」【注】に相談し、住民アンケートを実施。その結果を踏まえ自治会の活動に活かしました。当自治会からは「アンケートを実施した結果として、30世帯を超える入会申し込みがあったことは大きな成果」とのコメントがありました。
会に参加した人は「自治会のメンバーはどこも高齢化が進んでいる。ぜひ若い世代の人に入ってきてほしい」と話していました。
【注】町会・自治会がやってみたい、改善したい、解決策がわからないなどに対し、専門の支援チームが個別にサポートを行うもの
自治会の発表を聞く参加者