都民生活を守るために サイバーセキュリティ危機管理訓練

とちょうダイアリー

サイバー攻撃は年々高度化、巧妙化しており、社会経済生活に大きな影響を及ぼす事案も報告されています。こうした脅威から都民サービスを守るため、1月22日、重大なサイバー攻撃などを想定したサイバーセキュリティ危機管理訓練が都庁で実施されました。
訓練のシナリオは、地方独立行政法人東京都立病院機構の運営する都立病院がサイバー攻撃を受け、病院の電子カルテが停止し診療機能が制限を受けるというもの。訓練では、CISO(最高情報セキュリティ責任者)である宮坂学副知事の指揮の下、関係局⾧などが初動対応演習を行いました。
訓練終了後、宮坂副知事は「デジタル化が進めば、24時間365日、行政サービスを提供できるが、同時に24時間365日、世界中からのサイバー攻撃に備えなければならない。都は多くの重要インフラを抱えている。今後も首都防衛のため、サイバーセキュリティ対策を進めていく」と話しました。

訓練の様子

危機管理の課題などを話す宮坂副知事(右端)

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