【知事の部屋】面会(奥多摩町長及びわさびブラザーズ)
令和6年(2024年)10月28日(月曜日)、小池知事は、師岡伸公奥多摩町長及び、奥多摩町でわさび栽培やわさび体験ツアーなど、わさびの普及活動を行っている「わさびブラザーズ」の角井仁氏、角井竜也氏と面会しました。
師岡町長は、「2人は6年くらい前から来ていただき、わさびに着目して、一生懸命耕作をし、町の代表的なインフルエンサーとして、観光事業の宣伝もしてもらっている。町にとっては大変貴重。暮らしやすさもそうだが、子供たち、家族の教育を一生懸命やっていることも含めて、奥多摩に来ていただける方は大歓迎。短い期間で色々な形で貢献していただいている。これからも期待している。」と紹介しました。
わさびブラザーズのお二人はスライドを交えて活動を説明し、「わさびには魅力、可能性があり、日本の宝。アウトドアのガイドでたまたま奥多摩に行き、わさびに出会った。日本の良さは何かと考えた時、わさびが面白いのではないかと思った。可能性を感じて移住した。みんなが知っている食材で、スパイスも世界で求められている。今日もスペインの方から輸入できないかと話をいただいた。キッチンカーでお客様と対面すると『奥多摩はどうですか』と聞かれる。移住する方の窓口になり、実際に移り住んでくれた方がいる。奥多摩というと山奥のイメージで不安だという面を精神的なカバーや、つなぐ役割もできると思っている。都心部はテクノロジーのイメージで、西多摩郡は自然という形で、一つとなって東京。わさびは日本の宝、東京の宝なので、全体的に価値を高められたら。大都会から大自然まで、山から海、たくさんの資源があり、東京はとても資源が豊富。その中にあるわさびをうまく推していけたらいいなと思っている。」と述べました。
小池知事は、「(令和元年の)台風(19号)で随分わさび田がやられてしまった。」と気遣いつつ、「わさびはそのまま世界に通用する。奥多摩はやはり魅力がある。大切にしていきたいし、(移住者は)いっぱい来てほしい。」と述べました。