多摩・島しょに続き区部3次元点群データ公開

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東京都デジタルツイン実現プロジェクト
区部の「3次元点群データ」を公開!

東京都では、デジタルの力で東京のポテンシャルを引き出す「スマート東京」の実現を目指し、「デジタルツイン実現プロジェクト」を推進しており、その一環として、デジタルツインの基礎となる都内全域の「3次元点群データ」の整備を進めています。
この度、区部の3次元点群データをオープンデータとして広く活用できるようにするとともに、「東京都デジタルツイン3Dビューア」に掲載します。
昨年度に公開した多摩・島しょ地域(小笠原諸島を除く)のデータと同様、国内で公開されている航空レーザ測量による点群データとしては、最も高い精度となっています!

3次元点群データとは

航空機等により、レーザースキャナーで地表面や建物等の空間情報を測量して生成された、3次元(X,Y,Z)の位置情報を持つポイントデータです。デジタルデータとして多用途での活用が期待され、現在はインフラや設備の維持管理、災害対策のほか、観光分野やゲームなどのクリエイティブ分野での活用にも注目が集まっています。

東京都の取組

東京都は、3次元点群データをデジタルの共通基盤データとして都内全域(小笠原諸島を除く)のデータの取得・整備を令和4年度から2か年で進めてきました。整備したデータは、今後、防災やまちづくりなど様々な分野で活用していきます。

活用例

  • 都市の図面を2D から3Dに精緻化し、リアルタイムデータの付加も視野に入れた新たな地図である「都市の3Dデジタルマップ化プロジェクト」で、3D都市モデル整備に活用
  • 行政機関の防災対応力の向上に資するシミュレーションをデジタルツイン上で行い、訓練等で活用する「デジタルツインを活用した水害シミュレーション」での地形データとして活用
  • 山間・島しょ部で5年に1回実施している「山岳道路斜面定期点検」において、より地形を高精度に把握するために活用 など

1 公開日

令和6年10月31日(木曜日)

2 オープンデータとして公開する3次元点群データ

(1)データの種類

建物・樹木などの地物の高さを含む地表面データ(DSM)、グリッドデータ(0.25メートル)及び微地形表現図(0.25メートル)(公表データとしては国内最高精度)など7種類
※詳細は別紙(PDF:1,084KB)をご覧ください。

(2)データ掲載場所

1)東京都デジタルツイン3Dビューア

ホームページ
※「データを追加」→「点群データ」→「LP点群ダウンロード」→区市町村名を選択
下記の画面から、ダウンロードする図郭(青枠)をクリック

ビューアの画像1

2)東京都オープンデータカタログサイト

参考

※上記リンクより、G空間情報センターのダウンロードページに遷移します

3)G空間情報センター

参考

(3)ご利用について

今回公開するデータは、商業利用、学術利用、個人利用など、用途を問わず二次利用可能です。幅広い用途でご利用ください。
また、本データを活用したサービス等を開発された方又は開発事例をご存じの方は、是非ご一報ください。東京都からご連絡させていただき、内容やご意向を確認の上、デジタルツイン実現プロジェクトのサイト等で紹介させていただきます。

活用例

  • 測量・工事設計
  • 維持管理・点検
  • 災害時の被害想定、把握
  • 建築物記録・アーカイブ
  • 観光案内ルートの作成
  • VR・XR空間の背景

3 東京都デジタルツイン3Dビューアによる閲覧について

データのダウンロードや各種ソフトウェアなしで下記の3次元点群データを閲覧できます。

(1)掲載データ

  • オリジナルデータ
  • グリッドデータ(0.5メートル地形データとしてデフォルトで背景表示)

ビューアの画像2
東京都庁舎付近

ビューアの画像3
有楽町駅付近

(2)掲載先

東京都デジタルツイン3Dビューア

ホームページ
※「データを追加」→「点群データ」→「LP点群表示」→表示する区市町村名を選択
※上記表示イメージへの直接のリンクはこちらです。

4 その他

デジタルツイン実現プロジェクトについては、ホームページをご覧ください。

本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略10 スマート東京・TOKYO Data Highway戦略

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