渋沢栄一氏 ひ孫雅英さん100歳のお祝い訪問
都は老人週間(9月15日から21日まで)に、今年度中に百歳になる方を知事が訪問し、長寿を祝う「百歳訪問事業」を実施しています。2024年度に新たに100歳を迎える都民は過去最多の3969人。
この事業の一つとして9月19日、小池知事が渋沢栄一氏のひ孫で来年2月に100歳を迎える渋沢栄一記念財団前理事長(現相談役)の渋沢雅英さんを訪問しました。
知事は栄一氏が書庫や接客に使った青淵文庫(北区・渋沢史料館内)で、祝状と記念品の江戸切子のグラスを贈り、雅英さんと懇談しました。
雅英さんはこれまで、栄一氏に関する書籍の執筆や残された手記をデジタル化するなどの事業を精力的に行っており「今後も取り組んでいきたい」と話していました。
知事から「(渋沢栄一氏に)直接触れられて、学ばれたことはおありですか?」と聞かれた雅英さんは「私が6歳のときに死んでしまったので、記憶というものはないのだが、あとで読んだもの、学んだことで感心している」と答えました。
お元気そうな雅英さん(右)と知事
雅英さんに渡された書籍を一緒に見る知事
青淵文庫外観(渋沢史料館提供)