テンプル大学ジャパンキャンパスで高校生がジョブチャレンジ
都は英語を使って働くことをイメージしやすくなるよう、企業や団体などで、都立高校生が英語を使いながら仕事体験や社員などと交流する「英語でジョブチャレンジ2024」を実施しています。
8月6日に受け入れ先の一つである、世田谷区のテンプル大学ジャパンキャンパスでジョブチャレンジが実施されました。高校生が大学の様子をSNSで発信するため構内を取材したり、サマープログラムの教室にサポートで入り講師の補助などを務めました。
この日、SNSの業務を担当した高校3年の飯本心結さんは「将来英語の仕事に就きたいので応募した。この大学の中ではすべて英語。ビジネス英語だけでなく日常の英語も使うが、講師の方が簡単な言い回しに変えてくれたりして聞き取りやすかった。英語を使うことに対しての恐怖心がなくなった」と話しました。
SNS発信のため、学校の様子をレポートする二人。右が飯本さん
サマープログラムを担当した高校2年生の阿蘇楓香さんは「まだなりたい職業など何もないが、自分がどういうことが好きかを知るきっかけになればと思い、応募した。実際にやってみると、思った以上に緊張し、社会に出るということは難しそうと不安になったが、あと一日プログラムがあるので頑張りたい」と話しました。
テンプル大学大学院教育学研究科の呂敏華さんは「高校生たちは初め大変緊張していたが、慣れてくると活動的になり、その変化が嬉しかった。環境を変えることは不安もあるかもしれないが、このようなチャレンジをぜひ高校生に経験してほしい」と話していました。
高校生、大学生対象のサマープログラムで講師のサポートをする阿蘇さん
- 報道発表資料 「英語でジョブチャレンジ2024」事業を実施