地域資源等を活用した新製品等開発を支援
「TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」支援対象事業の募集を開始します!
東京都と(公財)東京都中小企業振興公社は、東京ならではの多様な「地域資源」を活用した新製品・新サービス開発、または東京の都市課題を解決するための新製品・新サービス開発に取り組む中小企業者等を支援する「TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」を実施しています。
本事業では、支援対象となる事業に要する経費助成だけでなく、申請前から事業完了後までのハンズオン支援を行います。
このたび、令和6年度の支援対象事業の募集を開始しますので、お知らせします。
1 支援の概要
(1)経費助成
対象事業【注】
- 地域資源を活用した、新製品・新サービスの開発・改良事業
- 東京の都市課題を解決するための新製品・新サービスの開発・改良事業
対象経費
開発・改良に要する経費の一部(直接人件費が含まれます)
助成限度額
1,500万円(助成対象経費の2分の1以内)
※「都市課題」のうち、環境・エネルギー分野の場合は3分の2以内
助成対象期間
交付決定日(令和6年11月上旬を予定)から最長2年
助成対象者
都内に本店又は支店がある中小企業者(会社・個人事業者)、中小企業団体等、一般財団法人・一般社団法人・特定非営利活動法人
【注】対象事業の分野
下記「ア」又は「イ」いずれかの分野を選んでご申請いただきます(併願不可)
- ア 地域資源活用事業
1)農林水産物(例:奥多摩やまめ、こまつな、てんぐさ、東京しゃも等)
2)鉱工業品・生産技術(例:産業用機械部品、皮革製品、江戸切子、多摩産材等)- 採択事例
- 草木と藍の重ね染め染色技術の確立(活用する地域資源:うめ)
- 東京組紐を活用した新しいバックの開発(活用する地域資源:東京くみひも)
- 採択事例
- イ 東京の都市課題解決事業(防災、まちづくり、スポーツ振興、子育て・高齢者・障害者支援、医療・健康、環境・エネルギー等の13分野)
- 採択事例
- EV車の最適な経路充電スポット予測機能(都市課題分野:環境・エネルギー)
- がん検診受診率向上のための支援システム(都市課題分野:医療・健康)
- 採択事例
(2)ハンズオン支援
地域応援アドバイザーや中小企業診断士等の専門家が、申請前にビジネスモデルに関する相談に応じたり、採択後に助成事業の進捗管理をサポートします。
また、事業完了後の販路開拓を見据えたPR動画作成等、きめ細かく伴走支援します。
2 募集・選定スケジュール
令和6年5月10日(金曜日)より、申請エントリーの受付を開始します。
エントリー方法や募集要項等、詳細については公社ホームページにてご確認ください。
支援対象事業は、審査を経て、令和6年11月上旬に決定する予定です。
※1 申請エントリーは、公社ホームページ(外部サイトへリンク)からお願いします。
公社ホームページには、事業説明用動画を掲載していますので、エントリー前に必ずご覧ください。
※2 本事業に申請するには、申請前相談会(ビジネスモデルが申請書に落とし込まれているか、客観的な視点から申請者の皆様のご相談に応じます)または、イノベーション創出相談会(地域資源の活用や都市課題の解決など事業計画等の相談が可能。通年開催)のいずれかの参加を必須としています(個別相談、要予約)。
※3 申請書類の提出は、国(デジタル庁)が提供する「Jグランツ」により受け付けます。Jグランツを利用するには、事前に発行された「GビズIDプライムアカウント」が必要となります。
詳細は、以下ホームページをご覧ください。
GビズID
Jグランツ
3 「TOKYOイチオシナビ」について
東京都は、これまでに、区市町村等からの申請により地域資源を指定し、公表しています。
このうち、当事業の対象となる資源は、鉱工業品・農林水産物の2分野に該当する139件です。
指定している地域資源については、「TOKYOイチオシナビ」に掲載していますので、ご確認ください。
TOKYOイチオシナビ
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
戦略17 多摩・島しょ振興戦略