【知事の部屋】CDPアワード・ジャパン2024

知事の部屋

令和6年(2024年)3月19日(火曜日)、小池知事は、丸ビルホール(千代田区)で開催された、CDPジャパン主催「CDPアワード・ジャパン2024」でスピーチしました。このスピーチは、国際的な環境非営利団体のCDPより、気候変動の取組とその開示が優れた都市として、都がCDPシティ2023Aリスト(最高評価)に選出されたことを機に行われました。都は3年連続の選出で、2023年においては日本で唯一のAリスト都市となりました。
小池知事は、「気候変動対策を率先して進め、情報開示を重視してきたことへの評価として嬉しく思う。2030年カーボンハーフ、2050年のゼロエミッション東京の実現に重要な鍵となるのが、再生可能エネルギーの基幹エネルギー化。東京のCO2排出量の7割超が建物に由来。来年4月施行の新築住宅等に太陽光発電設備設置を義務付ける条例などを活用し、2030年までに現在の3倍となる200万kW以上の太陽光発電の導入を目指す。また、ペロブスカイト太陽電池など、次世代技術の早期実用化に向け、開発事業者を後押しする。製造段階からCO2を一切排出しないグリーン水素は、脱炭素化の切り札の一つ。先日、水素の製造や利活用を推進する世界有数の機関H2グローバルと連携協定を結んだ。東京に国内初の水素取引所を立ち上げる取組を進める。金融面では、『東京グリーンボンド』を『東京グリーン・ブルーボンド』にバージョンアップする。先進的な脱炭素経営で日本をリードするトップ企業の皆様と連携し、民間の資金、技術、活力を生かして課題解決を加速させたい。」と述べました。

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