高齢者向け新ビジネス創出支援対象事業を決定
令和5年度「高齢者向け新ビジネス創出支援事業」の支援対象事業を決定しました
東京都及び(公財)東京都中小企業振興公社は、高齢者市場へ事業展開を図る都内の中小企業者等に対して、高齢者向けの製品やサービスを対象に、開発・改良等を行うために必要な経費の一部を支援する事業を実施しています。この度、支援対象事業9件を決定しましたので、お知らせします。
支援対象事業一覧
(五十音順 敬称略)
No | 事業者名 | 事業概要 |
---|---|---|
1 | アイザック・マーケティング株式会社 | アクティブシニア向けeスポーツ活動支援サービスの開発 |
2 | 株式会社ギャラクシーズ | VRウォーキングで楽しく健康寿命を延ばす |
3 | Craif株式会社 | 健康寿命延伸を実現するフレイル特化型遺伝子検査の開発 |
4 | 株式会社COTONARE | 高齢者向けの軽度な筋トレを行うグループレッスンの開発・改良 |
5 | 株式会社さくらほりきり | 自社商品(手芸キット)の作り方動画制作とオンライン配信 |
6 | 新谷晶代 | 軽度認知症の人と隙間時間ワーカーを繋ぐマッチングサービス |
7 | トレーラーハウスデベロップメント株式会社 | 高齢者及び介助必要者の方が利用しやすい低床トレーラーの開発 |
8 | 株式会社HYPER CUBE | AIアバターによる高齢者向け認知症等チェックツール |
9 | 株式会社freecle | 日常生活の不満解消に寄与する高齢者向け聴覚機能補助用具 |
参考 高齢者向け新ビジネス創出支援事業の概要
助成対象者
- 都内の本店又は支店で実質的な事業活動を行っている中小企業者(法人及び個人事業者)等
- 都内での創業を具体的に計画している個人
助成限度額 助成率
助成限度額 750万円 助成率 3分の2以内
助成対象経費
開発・改良フェーズ
開発・改良に要する経費
- 1)原材料・副資材費
- 2)機械装置・工具器具備品費
- 3)委託・外注費
- 4)産業財産権出願・導入費
- 5)専門家指導費
- 6)直接人件費
- 7)規格認証・登録費
製品・サービスを検証、モニタリング(テストマーケティング)するための経費
- 8)展示会等参加費
- 9)広告・宣伝費
設備投資・事業環境整備フェーズ
設備投資・事業環境整備費(開発・改良した製品を量産するための設備投資、及び製品の販売またはサービスを提供するための事業環境整備に要する経費)
- 10)機械装置・工具器具備品費
- 11)店舗新装・改装工事費
- 12)店舗賃借料
- 13)委託・外注費
助成対象
高齢者を対象とする「(1)主に生活の質向上を目的とするビジネス」、「(2)主に生活の維持・低下防止を目的とするビジネス」または「(3)その他ビジネス(就労、自立へのサポート、デジタルデバイド解消など)」
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略「次世代につなぐ中小企業・地域産業活性化プロジェクト」