アンケート アドバンス・ケア・プランニング
インターネット福祉保健モニターアンケート結果
ACP「アドバンス・ケア・プランニング」について
ACP「アドバンス・ケア・プランニング」(愛称:「人生会議」)とは、もしものときのために、自身が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。都では、ACPについて考え、話し合うときの参考として、「わたしの思い手帳」を配布しています。
この度、ACPの更なる普及に向けて令和4年度第3回インターネット福祉保健モニターアンケート【ACP「アドバンス・ケア・プランニング」】(令和5年2月実施)を行いましたので、調査結果をお知らせします。
アンケート結果のポイント
アンケートの概要、回答者属性、設問と結果の詳細は別紙(PDF:559KB)
(有効回答数:319 N:回答数)
ACP「アドバンス・ケア・プランニング」について、知らないと回答した人は約6割
- ACP「アドバンス・ケア・プランニング」の認知度について、「知らない」が64.6%で最も多く、「聞いたことはあるがよく知らない」が21.3%、「よく知っている」が14.1%だった。(Q1 N=319)
人生の最終段階における医療・ケアに関する希望について、これまでに考えたことがある人は約7割
- 人生の最終段階における医療・ケアに関する希望について、これまでに考えたことがあるかという設問では、「ある」が66.1%、「ない」が33.9%であった。(Q2 N=319)
人生の最終段階で受けたいもしくは受けたくない医療・ケアについて、家族等や医療・介護従事者と話し合ったことがない人は約6割
- 人生の最終段階で受けたいもしくは受けたくない医療・ケアについて、家族等や医療・介護従事者と詳しく話し合っていると思うかという設問では、「話し合ったことはない」が58.0%で最も多く、「一応話し合っている」が37.3%、「詳しく話し合っている」が4.7%だった。(Q3 N=319)
話し合ったことがない理由で最も多いのは、「話し合うきっかけがなかったから」で約6割
- 話し合ったことがない理由では、「話し合うきっかけがなかったから」が58.4%で最も多く、次いで、「知識が無いため、何を話し合っていいか分からないから」が29.2%、「話し合う必要性を感じていないから」が19.5%の順であった。(Q6 N=185 複数回答)
今回のアンケート概要
テーマ
ACP「アドバンス・ケア・プランニング」について
期間
令和5年2月9日(木曜日)正午から、2月22日(水曜日)正午まで
方法
インターネット(モニターがアンケート専用サイトから回答を入力する)
対象モニター数
481名
有効回答数
319名
回答率
66.3%
今回のアンケート回答者属性
※有効回答数319人を100%としたときの割合
性別 | 男性 | 163人 | 51.1% |
---|---|---|---|
女性 | 156人 | 48.9% |
年代別 | 20代以下 | 4人 | 1.3% |
---|---|---|---|
30代 | 10人 | 3.1% | |
40代 | 42人 | 13.2% | |
50代 | 90人 | 28.2% | |
60代 | 85人 | 26.6% | |
70代以上 | 88人 | 27.6% |
職業別 | 会社員 | 94人 | 29.5% |
---|---|---|---|
団体職員(NPO含む) | 14人 | 4.4% | |
自営業 | 23人 | 7.2% | |
福祉サービス提供事業経営者 | 4人 | 1.3% | |
福祉サービス提供事業従事者 | 40人 | 12.5% | |
教職員 | 0人 | 0% | |
学生 | 3人 | 0.9% | |
主婦 | 53人 | 16.6% | |
無職 | 48人 | 15% | |
その他 | 40人 | 12.5% |
※集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。そのため、合計が100.0%にならないものがある。
「わたしの思い手帳」は福祉保健局ホームページでご覧になれます。
ACP普及啓発小冊子「わたしの思い手帳」 東京都福祉保健局