家庭菜園等栽培実態調査・食中毒意識調査

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「園芸植物等の栽培に関する実態調査及び食中毒に関する意識調査」について

園芸植物等による食中毒の予防に関して、今後の普及啓発の参考とするため、過去10年間に本人又は同居家族が自宅や家庭菜園等で植物を育てて食べた経験のある20歳以上の都民1,000人を対象に、インターネットを用いて、自宅や家庭菜園等における植物の栽培に関する実態と、食中毒に関する意識を調査しました。
このたび、結果をとりまとめましたのでお知らせします。

調査結果概要

食用の植物を植えたはずなので確認しないで食べるという人が約3割

食用かどうか判断に自信がない場合の対応方法は、「食用の植物を植えたはずなので、確認しないで食べる」が27.1%、「食用の植物かどうか、アプリやインターネットで確認して食べる」が23.0%、「食用の植物かどうか、図鑑等(電子版を含む。)で確認して食べる」が18.5%であった。一方、「食べない」も17.0%あった。

植物によっては死亡や重い症状になる場合があるということを知っていた人は約5割

植物による食中毒の知識については、「植物によっては、死亡や重い症状になる場合がある」を知っていたのは49.7%、「植物によっては、嘔吐などの症状がでる場合がある」を知っていたのは45.4%であった。

「ニラとスイセンの誤認」の認知度は約8割、その他は認知度が4割以下

また、有毒植物による食中毒の知識を持つ人のなかで最も認知度が高かった植物は、「スイセン(ニラと誤認)」で、83.0%であった。一方、「チョウセンアサガオ(ゴボウ、オクラ、ゴマと誤認)」は38.3%、それ以外の植物はさらに低い認知度であった。

参考:報告書本文は、東京都食品安全情報サイト「食品衛生の窓」からダウンロードできます。

都民のみなさまへ

有毒植物による食中毒は、春に多く発生します。
食用と判断できない植物は食べないでください。

有毒植物や見分け方については、ぜひ次のホームページをご覧ください。

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スイセン、バイケイソウ、イヌサフラン、チョウセンアサガオ、トリカブトなどの見分け方を、東京都薬用植物園の主任研究員が分かりやすく解説している動画です。アーカイブ配信期間は、令和6年3月31日までです。

リーフレット
「家庭園芸、ちょっとした注意で楽しく安全に」
東京動画の例

※別紙 園芸植物等の栽培に関する実態調査及び食中毒に関する意識調査(概要)(PDF:317KB)

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