地域資源活用・都市課題解決の商品開発を支援
地域資源等を活用した製品開発等を支援する
令和4年度「TOKYO地域資源等活用推進事業」
支援対象が決定しました
東京都と(公財)東京都中小企業振興公社は、東京ならではの多様な「地域資源」を活用した新製品・新サービス開発、または東京の都市課題を解決するための新製品・新サービス開発に取り組む中小企業者等を支援するため「TOKYO地域資源等活用推進事業」を展開しています。
この度、支援対象として17件を決定しましたのでお知らせします。今後、最長1年10か月にわたり、新製品の開発等の経費助成と専門家によるハンズオン支援を行い、地域経済の活性化を目指します。
支援対象事業の例
※全事業の概要については【別紙】支援対象事業一覧(PDF:294KB)をご覧ください。
1)地域資源活用事業:(地域資源)東京島酒(新島村)
「東京島酒を原料としたウォッカの開発」
株式会社宮原(新島村)
東京島酒(焼酎)を原料に、新島の農産物(香味野菜等)を漬け込み、香りづけをした上で再度蒸留を行い、ウォッカ等のスピリッツを製造する。


香味野菜の例・あしたば(左)と島とうがらし(イメージ写真)
2)東京の都市課題解決事業:(分野)産業振興
「露地作物の最適灌水制御システムの製品化」
東洋システム株式会社(立川市)
里芋の露地栽培において、夏場に最適な自動潅水を行うことで、収量を増やすことができるシステムを開発。水ポテンシャルセンサとAIカメラにより、最適な自動潅水制御を行う。
1 助成事業の概要
対象事業
- 地域資源を活用した、新製品・新サービスの開発・改良事業
- 東京の都市課題を解決するための新製品・新サービスの開発・改良事業
対象経費
開発・改良に要する経費の一部(直接人件費が含まれます)
助成限度額
1,500万円(助成対象経費の2分の1以内)
助成対象期間
交付決定日から最長1年10か月(令和5年2月1日~令和6年11月30日)
助成対象者
都内に本店又は支店がある中小企業者(会社・個人事業者)・中小企業団体等・一般財団法人・一般社団法人・特定非営利活動法人
2 ハンズオン支援
支援事業ごとに「地域応援アドバイザー」を配置して進捗管理を行うとともに、専門家による事業計画への事前アドバイスのほか、資金計画やマーケティングへの助言等、事業者ニーズに応じて、共に最善策を考えながらアドバイスを行う伴走型支援を行います。
3 申請分野
(1)地域資源活用事業
1)農林水産物
例:江戸東京野菜、アカイカ、こまつな、桑等
2)鉱工業品・生産技術
例:計測・分析機器、皮革製品、江戸切子、東京地酒等
(2)東京の都市課題解決事業
防災、まちづくり、スポーツ振興、子育て・高齢者・障害者支援、医療・健康、環境・エネルギー等の13分野
4 事業全体のイメージ
東京都 | 〈実施主体〉 (公財)東京都中小企業振興公社 |
東京の地域産業の活性化 |
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【注】地域資源リスト「TOKYOイチオシナビ」
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本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
戦略17 多摩・島しょ振興戦略