配送トラック・観光バス等でバイオ燃料を活用
配送トラックや観光バスなどでバイオ燃料の活用を開始します
東京都では、都民・事業者等への働きかけを通じて、電力のHTT(「H」減らす・「T」創る・「T」蓄める)を推進するとともに、ゼロエミッション東京の実現に向けた対策を進めております。
環境にやさしいバイオ燃料の活用推進と普及を目的として、東京都と株式会社ユーグレナは、令和4年10月31日に協定を締結し、様々なモビリティ等におけるバイオ燃料の活用に取り組んでおります。
本協定に基づき、このたび、配送トラックや観光バス、工事現場における建設機械へのバイオ燃料の活用を開始いたしますので、以下のとおりお知らせします。
概要
1)配送トラック

実施期間
令和5年2月14日(火曜日)から3月末頃まで
実施車両
(株)ムービング((株)丸井グループ)所有配送トラック36台
実施ルート
埼玉県戸田市の拠点から有楽町や新宿などの丸井グループ
都内13店舗に配送予定
2)観光バス

実施期間
令和5年2月14日(火曜日)から3月末頃まで
実施車両
(株)はとバス所有のバス1台
実施ルート
東京都内及び都内近郊の複数ツアー
3)建設機械

実施期間
令和5年2月16日(木曜日)から3月末頃まで
実施車両
ミニクレーン1台、フォークリフト1台
実施場所
JR東日本が取組む品川開発プロジェクト(第1期)
4街区 建築敷地内(「高輪ゲートウェイシティ(仮称)」のまちづくり再開発プロジェクト)
※「第1期」の数字の正しい表記はローマ数字です。
バイオ燃料「サステオ」について
「サステオ」は、株式会社ユーグレナが製造・販売する次世代バイオ燃料で、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナ(和名:ミドリムシ)から抽出した油など、食料との競合や森林破壊といった問題を起こさない持続可能性に優れたバイオマス原料からつくられています。「サステオ」は燃料の燃焼段階では通常の軽油と同じようにCO2を排出しますが、原料となる植物や藻類が、成長過程の中で光合成によりCO2を吸収するため、燃料を使用した際に発生するCO2の排出量が実質的にはプラスマイナスゼロとなるカーボンニュートラルの実現に貢献すると期待されています。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略14 ゼロエミッション東京戦略