GXイノベーション促進支援ファンドの設立について

都庁総合
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運営事業者 株式会社みらい創造インベストメンツ

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GX(グリーントランスフォーメーション)に貢献する革新的なアイデアや優れた技術力を持つスタートアップ等への支援を目的とした「GXイノベーション促進支援ファンド」について、2025年10月に1社目のファンド運営事業者を決定し、設立手続きを進めてきたところです。
この度、2025年12月1日付でファンドが設立されましたので、お知らせいたします。
今後、都の出資を呼び水に、運営事業者において2026年11月末まで民間企業等からの出資を広く募っていくとともに、GX分野を中心に社会課題の解決を目指すディープテック・スタートアップへの投資を実行していきます。

1 ファンドのコンセプト

GXに貢献するスタートアップ等への支援を通じた新たな資金の流れの構築

気候危機が都民生活に与える影響が甚大となる中、社会全体のGXを一層加速していくために、ゼロエミッションに貢献する革新的なアイデアや優れた技術力を持つスタートアップ等の取組を支援し、新たな技術の開発・実装等を強力に推進していくことが必要です。
国内では、GX関連のスタートアップは研究開発を経て事業化し利益が出るまでに長期間を要することなどから、成長に必要な資金の確保に課題があるとされており、関連市場へのさらなる民間資金の供給を促進していくことが求められています。
本ファンドでは、革新的な脱炭素技術の開発等によりGXに貢献するスタートアップ等を支援することで、持続可能な社会の実現への貢献及び民間企業と連携した新たな資金の流れの構築を目指します。

2 ファンドスキーム

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本ファンドには東京都のほか、西武信用金庫、城南信用金庫、多摩信用金庫、飯能信用金庫、株式会社常陽銀行が投資家として参画しています。さらに、今後運営事業者において、ファンド規模の拡大を目指し、他の投資家の参画を呼び掛けていく予定です。

3 ファンドの概要

ファンド名

みらい創造3号投資事業有限責任組合

運営事業者

株式会社みらい創造インベストメンツ

組合設立日

2025年12月1日

投資対象

最先端技術やその他成長ポテンシャルのある技術を有する未公開企業。GX分野を中心に、その他のディープテック等の有望技術を対象とする。

特徴

創業前の研究シーズ段階から、IPOを視野に入れた成長ステージまで一貫して伴走する「カンパニークリエーション」を強みとする。事業開発・サプライチェーン構築・国内外パートナー開拓を通じて、VC・CVC・事業会社・金融機関などとのネットワーク構築を支援することで、時間を要するスタートアップの成長に必要な資本と人材を段階的に供給していく。

組合存続期間

約10年間(2035年11月30日まで。最長3年間延長可)

ファンド規模

目標60億円(都の出資額30億円)

4 今後の活動予定

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5 その他

多様な運営事業者との連携により、より多くのGX関連スタートアップ等への投資を活性化していくため、引き続きファンド運営事業者の選定を実施しています。

本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」
戦略20 ゼロエミッション「GXの実現を支える基盤づくり」

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▲2050東京戦略

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