暑い夏、屋外でのやけどに注意!

東京くらしWEB

最高気温が35℃を上回る猛暑日が毎日のように続いています。
シューマと滑り台

 過去、東京都が実施したアンケート調査において、日差しに熱せられた公園遊具やアスファルト等によるやけどの危険が明らかになっています。また、屋外のベンチや金属製品にも、思わぬやけどの危険が潜んでいます。

 

こんなところにやけどの危険!

  •  日差しで滑り台が熱くなっていたため、おしりをやけどした。(1歳)
  • 歩道で転んでしまい手を付いたときに熱かったらしく赤くなってしまった。(1歳)
  • 住宅のベランダが高温になっていて、素足で立ったら赤くなってしまった。(60歳)

日差しに熱せられた公園の遊具等は70℃以上になることも!

左が写真、右が表面温度。撮影時気温31.0℃湿度45%

滑り台写真 滑り台熱画像 地面写真 地面熱画像
ベンチ写真 ベンチ熱画像 ベランダ写真 ベランダサーモ

 ※滑り台は、熱いため使用禁止になっていました。

事故を防ぐポイント

  • 大人に比べ皮膚が薄いことなどから、子供のやけどは重症化する傾向があります。
    高温になるものが周囲にないか確認しましょう。
  • 夏の炎天下では、住宅のベランダ床やサッシの金属部など直射日光にさらされたところが高温になっています。素手や素足で触れないように注意しましょう。

   65℃以上の石材料や55℃以上の金属に10秒以上触れると、やけどを負う可能性があるといわれています。

参考情報

《ヒヤリ・ハットレポートNo.8「乳幼児のやけど事故防止ガイド」》東京くらしWEB(平成26年2月)

《こんろのグリルでの子どものやけどに注意―使用後でもグリル窓は高温です―》国民生活センター(平成29年9月)外部サイトへリンク

印刷用のPDFはこちら(PDF:703KB)

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