リチウムイオン電池による事故が増えています!~モバイルバッテリーの異常発熱・膨張などに注意!~
消費者注意情報
相談事例 
スマートフォンの充電用にネットで購入したモバイルバッテリーが膨らんでいる。発火などにつな
がる危険があると思う。海外製だがメーカーは不明だ。処分したいがどうしたらいいか。(40歳代 男性)
ココに注意!…東京都消費生活総合センターからのアドバイス
★ リチウムイオン電池による事故が増えています
リチウムイオン電池は、モバイルバッテリーやファン付きベス
ト、雑貨やおもちゃなど様々な製品に使われており、リチウムイ
オン電池が原因の事故が増えています。特に気温が高い時期は、
注意が必要です。
★ リチウムイオン電池による事故防止のポイント
- 連絡先が確かなメーカーや販売店で購入する
・安価な非純正バッテリーは、設計や互換性等に問題がある場合があるので、注意しましょう。
・販売元の情報に、日本語対応の連絡先があるか確認しましょう。
・購入前に、商品がリコール対象になっていないかを事業者や消費者庁のHPで確認し、購入後も、最新のリコール情報をチェックしましょう。
(参考)リコール情報サイト(消費者庁):https://www.recall.caa.go.jp/ - 高温下に放置したり、強い衝撃を与えたりしない
・日光の当たる場所や暑い室内・車内等に放置すると発火する恐れがあるのでやめましょう。
・落下などの衝撃は、内部ショートが生じ、発煙・発火につながるので気を付けましょう。 - 充電や使用時に、異常を感じたらすぐに使用を中止する
・充電できない、充電中に熱くなる、膨張・変形、急に電源が切れる、など異常を感じたら、すぐに使用を中止しましょう。
・発火した場合は大量の水で消火し、可能な限り水没させた状態で119番通報しましょう。煙や火が噴き出している時は絶対に近寄らず、身の安全を確保した上で通報してください。
★ 処分するときは、自治体のルールを守って処分しましょう
リチウムイオン電池の処分方法は、自治体により異なります。都内の各自治体の対応は、下記HPを参考にしてください。適切な方法で処分しましょう。
東京都環境局「一般・自治体の方へ「リチウムイオン電池 混ぜて捨てちゃダメ!」プロジェクト」
https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/resource/recycle/battery/ippai
★ 気になることがあったら、最寄りの消費生活センターに相談しましょう
東京都消費生活総合センター 03-3235-1155 |
<消費生活にかかわる東京都の情報サイト「東京くらしWEB」>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp
<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.lg.jp/tsuho/
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。