【成功報告】脳から脊髄へ信号をコンピュータで橋渡し 脊髄損傷者の歩行機能を回復する人工神経接続システム

都庁総合
  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • note
  • note

バナー画像1

バナー画像2

バナー画像3

バナー画像4

東京都医学総合研究所 脳機能再建プロジェクトの西村幸男(にしむらゆきお)プロジェクトリーダーの研究グループでは、運動指令を含む生体信号を、コンピュータを介して、損傷していない神経に指令を送ることを実現する人工神経接続システムを開発しています。
この度、人工神経接続システムを用いて、手の筋肉の動きで操作できる非侵襲的(手術を伴わない)な脊髄刺激法を用いることで、脊髄損傷で歩けなくなった人が再び自分の意思で脚を動かせるようにすることに成功しましたのでお知らせします。
本研究成果は、2025年11月26日(水曜日)10時00分(日本時間)に英国科学雑誌「Brain」オンライン版に掲載されます。

論文名

“Noninvasive closed-loop spinal stimulation restores leg stepping control in humans with paraplegia”
(非侵襲的な閉ループ脊髄刺激により、対麻痺のある脊髄損傷者の脚の歩行制御が回復する)

発表雑誌

英国科学雑誌「Brain」
DOI 10.1093/brain/awaf230
ホームページ(外部サイトにリンク)

※別紙 詳細はこちら(PDF:787KB)

関連ワード
カテゴリ
タグ