官民連携インパクトグロースファンド運営事業者の決定について
東京都は、スタートアップ戦略「Global Innovation with STARTUPS」に基づき、「未来を切り拓く10x10x10のイノベーションビジョン」を掲げ、グローバルに活躍するスタートアップの創出や、スタートアップの裾野拡大、行政がイノベーションを支援する官民協働の拡大を目指しています。
これらの取組を金融面で推進していくため、社会課題解決に向けて大きなポテンシャルを有するグロース期のスタートアップに対する資金面での支援拡充を目的とした、「官民連携インパクトグロースファンド」の創設を進めています。これにより、グローバルに活躍するスタートアップの創出、社会課題解決の促進及び都の資金を呼び水としたスタートアップエコシステムの持続的な発展を目指していきます。
この度、下記の通り、ファンド運営事業者を決定しましたので、お知らせします。
記
1 運営事業者
会社名
インキュベイトファンド株式会社
所在地
東京都港区虎ノ門5-9-1
設立
2010年9月
代表者
赤浦徹、本間真彦、和田圭祐、村田祐介、ポール・マクナーニ
事業者の特徴
シード期のスタートアップを中心に、創業からIPO/M&Aに至る豊富なハンズオン支援の経験を有する国内最大規模のベンチャーキャピタル。
2021年には、多くの海外機関投資家を呼び込んでグロース期のスタートアップへ投資するファンドを立ち上げる等、幅広いネットワークを活用してグロースキャピタル領域の投資・育成にも注力している。
2 スキーム
3 募集から選定までの経緯
- 本年5月にファンド運営事業者の募集を開始
- 応募事業者について、専門業者による調査(デューデリジェンス)を実施
- 同年10月にファンド運営事業者選定委員会で審査を行い、運営事業者を選定
4 今後の予定
ファンド創設に必要な手続きを経た上で、今年度内に東京都から本ファンドへ100億円の出資を行います。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
「戦略11スタートアップ都市・東京戦略」