気をつけよう!「ベランダからの子供の転落事故」
くらしの安全 危害・危険情報:気をつけよう!「ベランダからの子供の転落事故」
部屋の空気の入れ替えや、洗濯物を干すなど、何かと開け閉めすることが多いベランダですが、気づかないうちに子供がベランダに出てしまったことはないでしょうか?行動範囲が広がり始める小さい子供を中心に、ベランダからの子供の転落事故が繰り返し起こっています。
ご家庭のベランダに、椅子や踏み台、エアコンの室外機など、子供がよじ登る足がかりとなるものがないか、改めて確認しましょう。
事故事例
- 自宅の2階のベランダで台に乗って遊んでいたところ、ベランダの柵を飛び越えて転落した。(2歳)
- 親が外出中に、2階のベランダを乗り越えベランダの柵にぶら下がった後、足から落ちた。(6歳)
事故を防ぐポイント
ベランダ周辺環境の見直し
- ベランダの柵の近くにプランター、椅子、テーブルなど子供の踏み台になるような物を置かない。
- ベランダにエアコン室外機を設置する場合には、柵から60cm以上離すか、上から吊るすなど、設置場所に注意する。
- ベランダの出入口に、子供の手の届かない位置に補助錠を設置し、しっかりと施錠する。
保護者の見守りや子供への教育
- ベランダのある部屋に、短時間でも子供を一人にしない。
- 子供だけ家に残して外出しない。
- 子供だけでベランダに出さない。子供をベランダで遊ばせない。
- 子供にベランダからの転落の危険性について日頃から教える。


参考
- 《平成29年度東京都商品等安全対策協議会「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」報告書》東京くらしWEB(平成30年2月)
- 《平成29年度東京都商品等安全対策協議会「子供のベランダからの転落防止のための手すりの安全対策」リーフレット》東京くらしWEB(平成30年3月)
- 《令和元年度第4回東京都商品等安全対策協議会 資料4「過去テーマに関する取り組み状況について」P.8~P11》東京くらしWEB(令和2年2月)
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