屋根工事の訪問販売でトラブルが続いています
消費者注意情報
令和4年7月22日
相談事例
突然見知らぬ業者が来て、「近くで工事をしていて、お宅の屋根のねじが浮いているのが見えた。風で飛んだら危ない。早く修理した方がいい。」と言われ、契約を急かされた。
具体的な工事内容や金額が書かれていなかったが、契約書に署名し捺印してしまった。
控えは渡されなかったので、自分が何を契約したのか心配になった。クーリング・オフしたい。(60歳代)
ココに注意!...東京都消費生活総合センターからのアドバイス
不安をあおって契約を急がせる事業者には注意!
- 突然訪問した事業者から、屋根等の修理を勧められ、『風で飛んだら危ない』『通行人や隣家に被害が出る』などと言われてしまうと不安になり、契約を急いでしまいがちです。
- 本当に必要な工事なのか、複数の事業者から見積りを取ったり、家族や身近な人に相談して検討しましょう。
- 特に、その場で高額な契約を迫ったり、しつこく勧めてくる事業者には注意が必要です。
契約書面は必ず受け取り、記載内容をよく確認しましょう。
- 説明された内容と契約書(見積書)が合っているか、よく確認しましょう。
- 書面が交付されていなかったり、記載に不備がある場合、クーリング・オフ期間である8日間を過ぎていても、解約できる可能性があります。
※クーリング・オフについてはこちら→https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/sodan/k_c_off/
不安や疑問を感じた場合はすぐに最寄りの消費生活センターに相談しましょう。
- 消費生活センターでは、本人だけでなく、家族やホームヘルパー、ケアマネージャーなど周囲の方からのご相談もお受けしています。
東京都消費生活総合センター 03-3235-1155(相談専用電話)
お近くの消費生活センター 局番なし188(消費者ホットライン)
<悪質事業者通報サイトへ情報をお寄せください>
https://www.shouhiseikatu.metro.tokyo.jp/tsuho/
寄せられた情報は、悪質事業者の指導や処分に役立つほか、都民の皆様への情報提供、啓発につながります。