「高齢者いきいき住宅」先導事業を選定
「高齢者いきいき住宅」先導事業の選定事業を決定しました
都は、「『未来の東京』戦略 version up 2024」において、快適で安心な住まいの確保を目標としており、「高齢者いきいき住宅」認定制度の構築に向け、先導的な住宅を整備する取組を支援する事業を実施しています。
応募があった事業について、有識者等で構成された事業者選定委員会の評価を踏まえ、1件を選定しましたのでお知らせします。
なお、令和6年12月5日から実施した二次募集の選定結果については、改めてお知らせします。
選定事業の概要
(1)選定事業
ヘーベルVillage砧3丁目プロジェクト(事業者:旭化成ホームズ株式会社)
(2)事業の概要
世田谷区内の砧地区に、安心・安全で健康長寿に資する設備及び専有部と共用部それぞれに防音室を備えた共同住宅を整備し、高齢者の自立した暮らしを支えるとともに、楽器演奏という趣味を通じて入居者同士や地域住民とのつながりを創出する取組
提案の内容
居室(2LDK)には、防音室に加え、調理動線に配慮したキッチンや転倒リスクを減らすベンチ付き玄関収納など、高齢者の身体機能に配慮した安心で快適な設備を備えている。
共用部には、楽器演奏を楽しむことのできる防音室を設け、入居者同士や地域住民向けの音楽教室などを通じた交流を促す設計となっている。
加えて、緊急通報ボタンを備えているため、24時間365日の見守りと緊急時の駆けつけが可能である。また、相談員による月1回の面談に加え、入居者のニーズに合わせた家事代行・訪問診療等の紹介も行うことができる。
(参考) 高齢者いきいき住宅先導事業について
高齢者に適した住宅の新たな認定制度の構築に向けて、元気で自立した高齢者向けの先導的な民間賃貸住宅を整備する取組を募集し、採択した住宅の整備費を補助する事業です。
先導事業における補助の概要
補助率
新築:整備費の5分の1以内、改修:整備費の2分の1以内
補助上限額
住宅:200万円/戸、交流促進施設:500万円/件
補助対象事業の期間
令和6年度~7年度(最大2年間)
本件のホームページ
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
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