地域資源を活用した製品開発・改良経費を助成
「TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」の募集を開始します!
東京都と(公財)東京都中小企業振興公社は、東京ならではの多様な「地域資源」を活用した新製品・新サービス開発、または東京の都市課題を解決するための新製品・新サービス開発に取り組む中小企業者等を支援します。
この度、令和5年度「TOKYO地域資源等を活用したイノベーション創出事業」の募集を開始しますので、お知らせします。
1 助成事業の概要
(1)経費助成
対象事業
- 地域資源を活用した、新製品・新サービスの開発・改良事業
- 東京の都市課題を解決するための新製品・新サービスの開発・改良事業
対象経費
開発・改良に要する経費の一部(直接人件費が含まれます)
助成限度額
1,500万円(助成対象経費の2分の1以内)
※下記「都市課題」の環境・エネルギー分野の場合は3分の2以内
助成対象期間
交付決定日から最長2年(令和5年12月1日~令和7年11月30日)
助成対象者
都内に本店又は支店がある中小企業者(会社・個人事業者)・中小企業団体等・一般財団法人・一般社団法人・特定非営利活動法人
(2)ハンズオン支援
地域応援アドバイザーや中小企業診断士等の専門家が、申請前にビジネスモデルの相談に応じたり、採択後には開発段階の進捗管理をサポートします。また、事業完了後の販路開拓を見据えたPR動画作成等、きめ細かく伴走支援します。
2 助成対象分野
下記(1)又は(2)いずれかの分野から選んで申請ください(併願不可)
(1)地域資源活用事業
- 1)農林水産物(例:奥多摩やまめ、こまつな、てんぐさ、東京しゃも等)
- 2)鉱工業品・生産技術(例:産業用機械部品、皮革製品、江戸切子、多摩産材等)
製品開発の例
- 三鷹キウイを使った菓子開発(キウイフルーツ)
- 多摩産材を使った「知育家具」の開発(多摩産材)
(2)東京の都市課題解決事業
防災、まちづくり、スポーツ振興、子育て・高齢者・障害者支援、医療・健康、環境・エネルギー等の13分野
製品開発の例
- バッテリー不要の防災・減災製品の開発改良(防災・減災・災害予防)
- オンライン部活プラットフォームの開発(スポーツ振興・障害者スポーツ)
3 募集期間等
令和5年6月1日(木曜日)より、申請エントリーの受付を開始します。エントリー方法や募集要項等、詳細については公社ホームページ(外部サイトへリンク)にてご確認ください。
助成対象者は、審査を経て令和5年12月1日に決定する予定です。
※事業説明用動画を公社ホームページ上に掲載予定です。エントリーに際して、必ずご覧ください。
※イノベーション創出相談会(地域資源の活用や都市課題の解決など事業計画等の相談が可能です)及び申請前相談会(ビジネスモデルが申請書に落とし込まれているか、客観的な視点から申請者の皆様のご相談に応じます)を開催します(いずれかに参加必須・要予約)。
※電子申請については、国(デジタル庁)が提供する「Jグランツ」により申請受付を行います。Jグランツを利用するには、事前に発行された「GビズIDプライムアカウント」が必要となります。以下ホームページよりアカウントを取得してからご申請ください。
【GビズID】国(デジタル庁)公式ホームページ(外部サイトへリンク)
4 「TOKYOイチオシナビ」について
東京都はこれまでに、区市町村等からの申請により地域資源を指定し、公表しています。このうち、当事業の対象となる農林水産物、鉱工業品等は136件です。様々な農林水産物をはじめ、金属プレス加工品・産業用機械部品・電気機器など、幅広い東京の地域資源についての記事を掲載していますので、ぜひ「TOKYOイチオシナビ」(外部サイトへリンク)をご覧ください。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略12 稼ぐ東京・イノベーション戦略
戦略17 多摩・島しょ振興戦略