第2回Clear Sky サポーターアワード 表彰式

環境局
  • LINE
  • Twitter
  • Facebook
  • note
  • note

第2回Clear Skyサポーターアワード開催
「世界一空が綺麗な都市・東京」へ

世界一、空が綺麗な都市・東京へ――。環境基本計画2022に掲げた2050年の大気環境目標「世界の大都市で最も水準の高い良好な大気環境(Clear Sky)の実現」に向けて、企業や都民によるPM2.5や光化学オキシダントの自主的低減対策を推進している。その一環として、大気汚染の原因となる物質の削減に取り組む企業を称える「第2回Clear Skyサポーターアワード」を開催しました。
「Clear Skyサポーター」に登録し、エントリーした企業・団体の中から、都民の投票によってグランプリにアインズ株式会社、敢闘賞にグリーン購入ネットワーク、and now合同会社が選ばれ、表彰式を2025年12月23日に行いました。

【ダイジェスト動画】

【表彰式】

 

グランプリはアインズ株式会社に!大気環境に配慮した画期的なインキを開発

東京都は大気環境の改善に向け、大気汚染の原因物質である揮発性有機化合物「VOC」と窒素酸化物「NOx」の排出削減に取り組む企業・団体に登録してもらう「Clear Skyサポーター制度」を実施しています。
その取組を評価し、広くPRしていこうと、2024年から「Clear Skyサポーターアワード」を開催しています。アワードを通して、都民が大気環境改善に興味を持ち、自主的に対策へ取り組む企業の応援につなげていくことを目的としています。
今回で2回目となる
「Clear Skyサポーターアワード」では、アインズ株式会社、グリーン購入ネットワーク、そしてand now合同会社の3社が本選へ進出。11月から12月にかけて、都民の皆様からの6,000票以上の投票により、グランプリと敢闘賞が選ばれました。
多くの都民の皆様が、東京都環境局のホームページに掲載されている各企業・団体のインタビュー記事やYouTubeチャンネルの動画などを見て、応援したいと思った取組を行う企業や団体に投票していただきました。

 

▼開会の挨拶(須藤環境局長)

エントリーいただいた企業・団体の皆様は、それぞれの分野で積極的に大気環境改善に向けた取組を進めていただいております。その取組と実績は、東京都の大気環境改善を前進させる大きな原動力であり、東京都としても、その熱意と努力に深く敬意を表します。
本日は、受賞企業・団体の皆様を表彰し、その優れた取組を紹介いたします。こうした事例が、今後、さらに多くの企業や都民の皆様に広がり、Clear Skyムーブメントの一層の推進に繋がることを期待しております。

小池都知事からのメッセージ

人々にとって、安心で快適な生活環境を実現する上で、「綺麗な空」は大変重要な要素です。だからこそ東京都は、工場などの排ガスやディーゼル車の走行規制、ZEV(Zero Emission Vehicle、走行中に二酸化炭素(CO2)などの排出ガスを出さない自動車)の普及など、空を守る先駆的な取組を実施してきました。
今では、東京の空は澄みわたり、都庁からも遠く離れた富士山の姿を、年間100日以上も見ることができます。
私は、東京の空を世界一綺麗な空にしていきたいと思っています。
そのためには、大気汚染物質の少ない製品の開発やデジタル技術の導入などの取組が重要であり、「Clear Skyサポーターアワード」では、企業の優良な取組事例を紹介しております。
そして、消費者が環境に優しい商品・サービスを積極的に選択することが、持続可能な未来に向けた好循環を創り上げることとなります。
私たちの地球、そして未来を担う子供たちのために、「世界一空が綺麗なまち・東京」を一緒に実現していきましょう。

■エントリー企業紹介

アインズ株式会社

私たちは、カタログやポスターの印刷に加え、デジタルコンテンツの制作なども手がけています。「Social Good」な存在になることを目標に掲げ、石油由来の溶剤やプラスチック原料となる合成樹脂を一切使わず、大気環境への負荷を極限まで減らした印刷用インキ「eLinks®」を開発しました。女神インキ工業株式会社との共同開発により、約3年かけて完成に漕ぎ着けました。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/air/air_pollution/torikumi/clearsky/clearsky_interview/eins
 

グリーン購入ネットワーク

メーカーや消費者の協力を得て、紙製品や自動車など、24分野の「選び方のガイド」を作成し、それにそって製品別の環境配慮情報をまとめたデータベース「エコ商品ねっと」を運営、大気環境への配慮に関する製品情報も積極的に紹介しています。東京都環境局と協働して「Clear Sky Navi」も開設し、セミナーなどで、こうした取組を紹介するなどして、普及啓発活動に取り組んでいます。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/air/air_pollution/torikumi/clearsky/clearsky_interview/gpn
 

and now合同会社

廃棄されるはずだった花を原料に「紙」をつくり、アップサイクルさせる活動に取り組んでいます。製紙の過程で火を使わないため、大気汚染の原因となるNOx(窒素酸化物)が発生せず、花を軟化、分解するための溶剤にも大気環境に負荷をかけない酸素系溶剤を使っています。この1年ほどで、スタンド花に換算すると約120基分の捨てられるはずだった花を「紙」として蘇らせてきました。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/air/air_pollution/torikumi/clearsky/clearsky_interview/andnow
 

■結果発表・表彰

グランプリにはアインズ株式会社、敢闘賞にはグリーン購入ネットワーク、and now合同会社が選ばれました。

アインズ株式会社代表取締役社長の谷口彰さんは、「さまざまな部署や女神インキ工業の方などとも協力して時間をかけて大気環境に配慮した商品を作り上げた取組が、アワードで高く評価されて光栄に思っています」と挨拶。「環境への配慮は企業の存続と成長に不可欠な要素になりつつあります。これからも技術革新を進め、大気環境に配慮し、『Clear  Sky』に役立てるような取組を行っていきたいと思っています」と抱負を力強く述べました。
グリーン購入ネットワーク事務局長の深津学治さんは、「NPOとして、商品選択を通じて環境負荷を減らすための活動や、大気環境に配慮した製品の情報を紹介していることを評価いただきました」と受賞を喜びました。「これからも『半径30センチから考えるグリーン購入の実践』を掲げ、私たちの身の回りの消費行動から環境負荷を減らす取組に一層力を入れていきたいと思っています」と生活に身近な視点での活動への思いを伝えました。
and now合同会社代表の永原あやこさんは、「小規模ながら、身近な取組が大きな変化につながると願って活動を続けています」とコメント。「花を通して環境負荷の低減を意識した『お花循環型社会』の実現を目指し、東京にとどまらず、日本や世界の大気環境の改善に取り組んでいけたらと考えています」とこれからの活動の広がりについて熱く語りました。

 

▼閉会の挨拶(中島環境改善部長)
本年度のアワードでは、VOCやNOx削減をはじめ、大気環境改善に向けた優れた取組をご紹介し、さらに受賞企業・団体の皆様のご尽力を称えることができ、大変有意義な時間になりました。
東京都としても、皆様の取組を引き続きご支援させていただきながら、Clear Skyの実現を目指して取り組んで参ります。

関連ワード
カテゴリ
タグ