23区の小学生集まれ♪ 親子で学ぶ 自然体験プログラム【2025年11月2日(日)実施/ 八王子滝山里山保全地域 / 伐倒体験 / ボランティア】
今回は、23区にお住まいの小学生親子のみなさんと一緒に、新宿からバスで行く自然体験プログラムを開催いたしました!
バスで向かった先は…
八王子市の北東部に位置する「八王子滝山里山保全地域」です!
「八王子滝山里山保全地域」は、田んぼや湧水、雑木林や竹林など、多様な自然環境に触れることのできる保全地域です。
晴天に恵まれ、爽やかな風が気持ちの良い、活動日和の1日となりました♪

ここからは当日の様子です。
はじめに、けが防止のために準備体操を行います。

体操の後は自然観察へ!
講師の方が、保全地域内の動植物について、丁寧に説明してくれます。

最初に向かった先は、田んぼです。
ここで講師の方が、「里山」について教えてくれました。
「里山」は、多様な生き物が共生できる環境を整えるために、人の手を加えて管理している場所です。
田んぼに生き物が生息し続けられているのは、地元のボランティアの皆さんの手入れがあってのこと。だからこそ、こうして動植物を見ることができるんですね♪

続いて向かった先は、竹林エリアです。

春に顔を出したタケノコが、秋にはこんな立派な竹へと成長しました!
講師の方が、竹についても解説してくれます。
竹の成長スピードは凄まじく、手入れをしていないと、あっという間に竹林の密度が濃くなり、根元に陽の光が届かなくなってしまうそうです。
竹も、定期的な手入れが必要なんですね。

竹について学んだあとは、雑木林エリアに到着!
ここでは、「萌芽更新」を教えてもらいました♪
萌芽更新とは、森林の再生(更新)を図る方法の一つで、樹木の伐採後に切り株から出た芽(萌芽)を育てることで再生する方法です。

木は、種から育てるよりも、萌芽更新をする方が、成長速度が速いんです。
切り株がすでに広く根を張っている分、栄養を多く吸収し成長するからです。
「木を切る」活動は、自然の再生にとても重要な活動なんですね♪
散策していると、1本の木に動物の爪痕がありました。この木に登った動物は一体なんでしょう??
正解は、アライグマだそうです!

講師の方が、いろんな動物の剥製を準備してくれました。
みなさん、はじめて見る剥製に釘付けです♪


お昼の時間になりました!みんなで一緒にご飯を食べます。
空気がおいしいと、お弁当がおいしいですね♪

ご飯のあとは、「クラフト」班と、「伐倒」班に分かれます。
まずは、クラフト班の様子を見てみましょう!
竹を使ってお箸を作ります。
講師の方から小刀と竹ノコギリの使い方を教わります。


お箸作りスタート!
竹を切って、やすりで整えて、
みなさん器用に小刀を使っています♪


完成しました♪

続いて、伐倒班の様子を見てみましょう!
講師の方が受け口と追い口を作ったら、みんなで木を引っ張って倒します!
せーのっ! と元気な声が響きます♪

木は重くて、なかなか倒れません。もうひと踏ん張りです!

やっと倒れました!みんな切り株に興味深々です♪

このあとは、伐倒した木の枝をみんなで落としていきます。
講師の方から、木ノコギリの使い方を教えてもらいます。

親子で力を合わせてカット!!


いろんな自然を観察したり、竹や木を切ったり、お箸とコップを作ったり…
保全地域の自然を体いっぱいに感じながら、保全活動体験をすることができました♪

以上で、本日の活動は終了です。
「里山へGO!」にご参加いただきましてありがとうございました!
今後も、みなさんが楽しく参加できるプログラムを企画してまいります!
ご応募お待ちしております♪
今回ご指導いただいた保全活動団体「
NPO法人自然環境アカデミー」もチェックしてみてくださいね♪