大掃除や引っ越しで注意!リチウムイオン電池の捨て方

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意外と知らないリチウムイオン電池の危険性

新年度に向けて、さまざまなものを断捨離する方も多いでしょう。
たとえば、モバイルバッテリー、ワイヤレスイヤホンなどの充電式小型電子機器の多くには、小型かつ大容量の電力を蓄えることができるリチウムイオン電池が使用されています。

リチウムイオン電池が使用されている小型電子機器の例
リチウムイオン電池が使用されている小型電子機器の例

実は、リチウムイオン電池に過度な力が加わって破損や変形してしまうと発熱・発火するおそれがあることを知っていましたか?
ご家庭から出す場合、お住まいの区市町村によって捨て方が異なるため、必ず「自治体ごとの捨て方」(23区・多摩・島しょ)をご確認ください。

「リチウムイオン電池 混ぜて捨てちゃダメ!」プロジェクト

リチウムイオン電池の出火が原因で、収集運搬車両や廃棄物処理施設などでの火災事故が近年急増しています。

プラスチック製容器包装再生処理事業者での発煙・発火トラブル件数の推移(当協会契約の35社調べ)出典:公益財団法人日本容器包装リサイクル協会
出典:公益財団法人日本容器包装リサイクル協会

「リチウムイオン電池 混ぜて捨てちゃダメ!」プロジェクトは、この火災事故を防止するために2024年8月に始動したプロジェクトです。

「リチウムイオン電池 混ぜて捨てちゃダメ!」PR動画

<プロジェクト第一弾>
都内自治体や事業者団体等と連携したポスターによる注意喚起

リチウムイオン電池使用製品を廃棄する際の注意喚起と適切な分別を促すことを目的に、自治体用・オフィス用・建設現場用の3種類のポスターを作成しました。

自治体用ポスター
自治体用
オフィス用ポスター
オフィス用
建設現場用ポスター
建設現場用

<プロジェクト第二弾>
広域的資源化モデル事業の試行(2024年10月実施)

広域的資源化モデルとは、一つの自治体では回収量が少ないために資源としての買い取りには至らないリチウムイオン電池類を、東京都がまとめて資源化事業者に売却するモデル事業です。

広域的資源化モデル
広域的資源化モデル

この広域的資源化モデル事業が、環境省の「令和6年度リチウム蓄電池等適正処理対策実証事業」に選定されました。

<プロジェクト第三弾>
区市町村等と分別徹底の一斉注意喚起活動

都内自治体と連携して、さまざまな媒体を通じて注意喚起と分別の徹底を呼びかける一斉注意喚起活動を行います。

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