日比谷公園大音楽堂の指定管理者候補者を決定

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日比谷公園大音楽堂の指定管理者候補者の決定について

都立公園等では、施設の管理について創意工夫ある企画や効率的な運営などにより、利用者の多様なニーズに応え、質の高いサービスの提供を図るため、現在96施設に指定管理者制度を導入しています。
このたび、令和6年9月30日に指定期間が満了となる日比谷公園大音楽堂の指定管理者候補者を、都立公園等指定管理者選定委員会の審査を経て、下記のとおり決定しましたのでお知らせします。
今後、令和6年第3回東京都議会定例会に指定の議案を提出し、議決が得られた後、指定管理者の指定を行います。

1 対象施設

日比谷公園大音楽堂(東京都千代田区日比谷公園一番五号)

2 指定期間

令和6年11月1日から令和7年9月30日まで(11か月)

3 指定管理者候補者の名称

東京南部パークスグループ

4 選定理由及び選定の経緯

(1)特命による選定理由

日比谷公園大音楽堂については、使用期間を令和7年9月30日まで延長することとした。今回の指定管理期間が11か月と短く、公募により民間事業者を競わせて創意工夫を引き出す余地が乏しい。一方、サービス水準を確保する上で、確実に運営体制を確保できる必要がある。そのため、これまでの実績があり、従前の指定管理者である東京南部パークスグループに引き続き特命する。

(2)選定の経緯

指定管理者の選定に当たっては、外部委員を含めた「都立公園等指定管理者選定委員会」を設置し、選定基準等に基づき、提出された事業計画書の書類審査及び事業者ヒアリング等の審査を実施しました。

事項 日程
選定委員会の開催(選定方法等の審査) 令和6年3月21日(木曜日)
申請及び事業計画書等の提出 令和6年6月3日(月曜日)
選定委員会の開催(事業計画書等の審査) 令和6年7月1日(月曜日)

(3)選定基準

(「東京都立公園条例第24条の8第2項」及び「東京都立公園条例施行規則第24条」に規定)

  • ア 公園施設の維持及び管理業務について相当の知識及び経験を有する者を当該業務に従事させることができること
  • イ 安定的な経営基盤を有していること
  • ウ 公園の効用を最大限に発揮するとともに、効率的な管理運営ができること
  • エ 法その他の関係法令及び条例の規定を遵守し、適正な管理運営ができること
  • オ 公園の維持の技術に係る指導育成体制が整備されていること
  • カ 公園施設又はこれに類する施設における良好な管理業務の実績を有すること

(4)評価項目

  • ア 管理運営能力を有すること
  • イ 公園の魅力やサービスの向上が図られること
  • ウ 効率的な管理運営ができること

(5)選定委員会議事要旨

  • 施設の老朽化を踏まえ、事故等を発生させない維持管理を実施する必要性を認識しており、適切である。
  • 共同事業体からの拠出金等により、日比谷音楽祭やファイナルコンサートなど自主事業等を展開していくことが提案されており、期待できる。
  • 日比谷公園大音楽堂の立地や公園との連続性を踏まえ、公園管理者と連携し、ステージ等と一体となった都会的な景観の維持や遮音、遮蔽など音楽堂に必要な効果を発揮できるよう樹林を維持管理していくことが提案されている。海外等の事例を参考にさらなる取組を期待する。

5 候補者の事業計画書

別紙 日比谷公園大音楽堂事業計画書 概要版(PDF:997KB)
※1 この事業計画内容は申請段階の計画であり、実際の管理運営に当たって実施する内容は異なる場合があります。
※2 事業計画書本文は、建設局ホームページに掲載しています。

6 選定委員会名及び委員氏名

都立公園等指定管理者選定委員会

(敬称略)
  役職 氏名
委員長 一般社団法人日本公園緑地協会常務理事 浦田啓充
委員 公認会計士 守泉誠
委員 結 まちづくり計画室 代表 まちづくりプランナー 荻原礼子
委員 公益財団法人都市緑化機構 主任研究員 菊池佐智子
委員 東京都建設局総務部長 荒井芳則
委員 東京都建設局総合調整担当部長 黒田慶樹
委員 東京都建設局東部公園緑地事務所長 根来千秋
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