【知事の部屋】意見交換(特別区長会)
令和7年(2025年)12月4日(木曜日)、小池知事は、特別区長会との意見交換に出席しました。
冒頭、小池知事は、「気候危機が深刻化し、人口減少が加速化するなど、課題が山積している一方、AIやテクノロジーの進化は本当にすさまじく早く、非常に不安定・不確実な時代に我々は身を置いている。その中で、首都・東京は、激動の中にこそ生まれるチャンスがあり、成長を確固たるものにし、日本を牽引していくことが求められている。特別区の皆様方とは力を合わせ、明るい未来をどんどん切り拓いていける関係を更に構築したい。」と述べました。
意見交換において、小池知事は、「頂戴したご意見、ご要望を踏まえ、「2050東京戦略」にも盛り込んでいるところであり、それを現実にするために推進し、来年度予算の編成に取り組んでいく。これまでの常識を超えるような脅威をもたらす気候変動、長引く物価高騰など、東京や東京都民の生活を取り巻く環境は、色々な意味で一層の厳しさを増している。こうした課題を解決し、東京をより一層成長・発展させていくためには、区と都がこれまで以上に協力・連携することが不可欠。国においては、都の財源を念頭に、いわゆる「偏在是正措置」が議論をされているが、かねてから申し上げているように、パイの奪い合いをしているようではいけない。地方の権限をいかに高めるのか、税源の移譲をいかに進めるのかなど、地方全体の財源の充実や確保こそが重要。大都市東京を共に支えるパートナーとして、世界で一番の都市・東京を目指し、オール東京で取り組んでいきたい。」と述べました。