【知事の部屋】東京都災害即応対策本部会議(第4回)
令和7年(2025年)10月14日(火曜日)、小池知事は、台風第22号及び第23号に係る東京都災害即応対策本部会議(第4回)に出席しました。
小池知事は、「台風第22号及び第23号により、幸い死者や行方不明者は確認されていないが、八丈町及び青ヶ島村では建物やライフラインに大きな影響を及ぼしている。特に八丈町では、未だに停電や通信の不通、断水が続いており、避難所での生活を余儀なくされている住民の皆様もいる。本部長として3点指示する。第一に、詳細な被害状況を迅速に把握し、関係機関やライフライン事業者と連携し、早期の復旧に総力を挙げて取り組むこと。八丈島では、水及び電力の復旧が喫緊の課題。まずは道路の啓開が必要となる。国や自衛隊の支援を得ながら、都及び町村が一丸となって、速やかに水源へのアクセス道の啓開などを進め、ライフラインを復旧すること。第二に、避難生活の質を向上するとともに、生活再建に向け、必要な支援を早急に実施すること。断水の長期化、住宅の修繕にも時間がかかることが見込まれ、避難所での生活が続く可能性も。ニーズをしっかりと聞き取り、島民に寄り添った人的・物的支援を心掛けること。第三に、様々な情報を積極的に発信すること。長期に及ぶ避難の中で不安を覚える住民もいる。住民の皆様に都の支援情報などを伝えることが心のケアにもつながる。島民の皆様が早く日常に戻れるよう、引き続き最大限の対応をお願いする。」と述べました。