北川進氏のノーベル化学賞の受賞に係る知事コメント

都庁総合

このたび、京都大学の理事・副学長である北川進特別教授がノーベル化学賞を受賞されたことを受け、知事のコメントを下記のとおりお知らせいたします。

北川進先生がノーベル化学賞を受賞されました。心よりお慶び申し上げます。

先生は、平成4年から約6年間、東京都立大学に理学部教授として在籍されており、気体を大量に吸着する多孔性材料を世界で初めて作製されるなど、ご活躍をされていました。先日の大阪大学の坂口先生に続き、東京都にゆかりのある研究者が名誉ある賞を受賞されたことを、都政に携わる者としても大変誇らしく思います。

先生が研究されている多孔性材料は、気体の分離、回収、貯蔵を効率化できるものとして産業応用が広がっています。東京都が目指す脱炭素社会の実現にも大きく寄与するものであり、この技術の水素分野での活用に向けた支援を都としても行っております。

今後も、こうした研究の成果が都民の皆様の生活に還元されるよう、取組を一層強化して参ります。

誠におめでとうございます。

東京都知事 小池百合子

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