【上野動物園】 マレーグマの「キョウコ」が死亡しました

東京ズーネット
 上野動物園で飼育していたマレーグマの「キョウコ」が死亡しました。

死亡確認日 2025年7月10日(木) 11時30分
名  前  キョウコ
性  別  メス
年  齢  推定30歳
来  歴  1995年生まれ(推定)
      1998年6月22日 恩賜上野動物園に来園
死  因  胆のうがん


マレーグマ「キョウコ」(撮影日:2025年2月17日)

経緯

 こちらでお知らせしたとおり、マレーグマの「キョウコ」は2025年5月中旬から下痢や体重減少が見られ、6月上旬に麻酔下で検査をおこなったところ、胆のうがんや膵炎が疑われましたが、確定診断にはいたりませんでした。

 その後しばらくようすを観察していましたが、体調が回復しなかったため、2025年6月24日から、健康管理のために展示を中止し、室内で飼育しながら治療を続けてきました。
 
 6月以降徐々に食欲が低下していましたが、7月に入るとえさが食べられなくなるなど体調の悪化が顕著になり、7月10日11時30分ごろ死亡を確認しました。

上野動物園での飼育状況(2025年7月11日現在)

0頭 ※キョウコの死亡により、上野動物園で飼育しているマレーグマはいなくなりました。

国内の飼育状況(2025年7月11日現在)

8園館 14頭(オス6、メス8) ※今回死亡した「キョウコ」は含みません。

(2025年07月11日)
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