【井の頭自然文化園】アマミトゲネズミを公開します
井の頭自然文化園では、このたび種の保存法における国内希少野生動植物種であるアマミトゲネズミの一般公開を開始します。また、公開に合わせて関連イベントも開催しますので、お知らせします。
公開するアマミトゲネズミ
頭数 1頭公開開始日
2025年3月18日(火)公開場所
動物園(本園) 資料館1階※公開時間は資料館の開館時間に準じます。
(通常9時30分~16時30分)
※動物の体調などにより公開を一時中止する場合があります。

アマミトゲネズミ
経緯
公益社団法人日本動物園水族館協会は、2014年5月に「生物多様性保全の推進に関する基本協定書」を締結し、2017年から国内の動物園で、アマミトゲネズミの生息域外保全を進めています。井の頭自然文化園でも2020年から非公開で飼育を開始し、2023年8月と9月に繁殖に成功しました。飼育繁殖技術の開発に一定の目途が立ったため、2024年から国内の4園館で一般公開が始まっていましたが、多くの方にアマミトゲネズミの生態やその魅力を知っていただくために、当園でも一般公開することになりました。当園での飼育状況(2025年2月27日現在)
10頭(オス6、メス4)国内の飼育状況(2024年12月31日現在)
8施設 83頭(オス40、メス43)資料:2024年度アマミトゲネズミ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】
関連イベントについて
1.飼育係のいきものガイド
当園の飼育担当者が、アマミトゲネズミについてお話します。
日時 2025年3月22日(土) 13時30分~13時50分
場所 動物園(本園) 資料館1階 アマミトゲネズミ展示場前
2.特設展「アマミトゲネズミがやってきた!~奄美の森の小さな生きもの」
アマミトゲネズミの生態や保全の取組のほか、生息する奄美大島の自然についても紹介します。
期間 2025年3月18日(火)~6月29日(日)
場所 動物園(本園)資料館1階 アマミトゲネズミ展示場前